2021年4月号 No.535

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発売日:2021年3月15日 定価:1,320円
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目次

特集
【古代エジプト美術 コレクション探訪】
 
古代エジプトといえば、ピラミッド、ミイラ、ツタンカーメン。日本でも古代エジプト文明に興味のある方は多いでしょう。そんな古代エジプト美術が、古美術の世界では手にとって愛玩できることをご存知でしょうか。日本で初めて古代エジプト美術をコレクションした洋画家 児島虎次郎や古代オリエント美術のレジェンド古美術商 石黒孝次郎の足跡をはじめ、美術館、個人蔵の逸品など、日本人が愛した古代エジプト美術をめぐります。
 
さらに、全国を巡回中の2展「国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展」、オランダの「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」の会場を取材。それぞれの監修者の方にお話を伺いました。

 

Topics

黒田泰蔵展をみる
大阪市立東洋陶磁美術館で開催中の「黒田泰蔵」展を取材。古陶磁専門の美術館では初めてとなる、現役の日本人作家展はどのようにして実現したのか。後日、黒田泰蔵さんのアトリエを訪問し、黒田さんのこれまでの歩みと制作秘話についてお聞きしました。

 

連載

【美の仕事】澤田瞳子
今月は非常事態宣言を受けて取材をお休みし、澤田瞳子さんに「河鍋暁斎と明治・大正」と題してエッセイを書いていただきました。河鍋暁斎の娘暁翠の生涯を描いた澤田さんの最新刊『星落ちて、なお』には広田不孤斎も登場するとか。明治・大正の面白さが止まりません。

【佳風亭夢想茶会】潮田洋一郎
茶や書を愛する現代の数寄者・潮田洋一郎さんが理想の茶会を実現する連載。今回は古今和歌集最古の写本「高野切」と本阿弥光悦の赤楽茶碗「乙御前」の組み合わせ。古筆の頂点と茶碗の頂点が織りなす”せつなさ”を綴ります。

【舞台裏の辰星たち】神通静玩堂 神通 豊 × 平野龍一

【京都迷店案内】
上野昌人 川﨑仁美(盆栽研究家)

【眼の哲学】
美術評論家・森 孝一 青山二郎の言葉

【ほっとけない仏たち】 和歌山
青木淳 法音寺の釈迦如来と十一面観音 (有田川町)

【日本刀 五ヶ伝の旅】
田野邉道宏 備前伝 長船景光

 

collecteurs asile

コラムでつなぐ蒐集の世界
私的骨董史 勝見充男
車     武田公実
ジュエリー 有川一三
絵画    土森智典

 

Topics & Report

「マスター・オブ・ザ・ロックス」とは何か
— 明末清初過渡期様式に表現された1スタイル

聖徳太子1400年御遠忌大法会

観宝堂古唐津展/honograオープン

道具屋めいてい研究所骨董市

京ノ花合せ(京都花めぐり編)
やよい
——藤田修作

…etc”

 

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【お詫びと訂正】
15ページ 「寿屋」広告ページに誤りがありました。
 
メールアドレス
誤 info@kotobukiya.art.com→
正 info@kotobukiya-art.com
 
また、124ページ 骨董市・骨董フェア情報ページ
「セラミックパーク美濃骨董フェスタ」の開催日に誤りがありました。
誤 4/17・18[4月は第3土・日曜日] →
正 4/24・25[第4土・日曜日]
 
謹んでお詫びし訂正いたします。

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