月刊『目の眼』編集長・白洲信哉から

shirasu 月刊『目の眼』は、2017年9月号(通巻492号)をもって創刊40周年を、2018年5月号には500号と節目の年を迎えます。創刊号からすべて持ってるという熱烈愛読者はもちろんのこと、最近『目の眼』を読み始めたという方々まで、すべての読者のみなさまに心より御礼申し上げます。

ん? 月刊誌で40周年なら480号じゃないの?
と思われた方はするどい。よほどの愛読者かと思われます。

実は『目の眼』には前身がありまして、1971年(昭和51)9月より一年間、『古美術・民芸情報』という名のタブロイド紙として刊行されたのが はじまりです。このタブロイド紙は、古美術店で実際に販売されている商品写真と価格、お店情報を掲載した2面~4面ほどのささやかなメディアでしたが、骨董・古美術界の売り手と買い手をつなぐ、マッチング・サービスの魁となるものでした。

そして一年後、より幅広い情報と連載記事を立て、月刊誌『目の眼』と改題して生まれ変わったのが1972年9月のこと。私たちはここを『目の眼』 創刊の年、と捉えています。

以来、『目の眼』は骨董・古美術を中心に手作りの工芸品の魅力とその文化的側面、市場動向といった、他ではなかなか知り得ない情報を愛好家の皆様に届けてきました。しかしこの数十年で時代は大きく変わり、骨董・古美術ファンの生活スタイルや愉しみ方も様変わりしています。そこで 2013年、『目の眼』は判型を大きくするなど一大リニューアルを行なって、再び生まれ変わり現在に至ります。

今後は誌面の充実のみならず、本ウェブサイトでは、海外旅行者向けに英訳を入れたり、旅や食、販売など様々なイベントを通じて、より骨董、古美術に親しみ愉しんで貰えるような活動の場を、幅広く模索していきたいと思っています。編集部一同新たな気持ちで、節目の年を、皆様と迎えたいと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。

2017年1月
白洲信哉

白洲信哉(月刊『目の眼』編集長)

1965年東京都生まれ。細川護熙首相の公設秘書を経て、執筆活動に入る。その一方で書籍編集、デザインのほか、さまざまな文化イベントをプロデュースし、日本文化の普及につとめている。父方の祖父母は白洲次郎・正子。母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄。

 

Shinya Shirasu, Chief editor of Menome

Chief editor of Menome since March, 2013. Born in 1965 in Tokyo. Began writing after working as official secretary to former Prime Minister Morihiro Hosokawa. Endeavored to promote Japanese culture, and was involved in book editing and design, and the producing of cultural events. Paternal grandparents were Jiro Shirasu and Masako Shirasu, and maternal grandfather was the literary critic Hideo Kobayashi.
http://www.shirasushinya.jp/

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