2013年12月号 No.447

浄土の風景 

當麻曼荼羅から平等院鳳凰堂へ

2013年11月15日 発売

定価 1,100円(税込)

仏が住まう清浄な世界として人々が祈り、あこがれた浄土。それはどんな風景をしているのでしょうか。人々は浄土のイメージを絵画、彫刻、建築、庭園で数多く表現してきました。今秋、サントリー美術館で開催される平等院鳳凰堂修理完成記念「天上の舞 飛天の美」展を機に、人々の浄土への夢が生み出した美を平等院の全面協力でご紹介します。

特集1 Special Feature

浄土の風景 當麻曼荼羅から平等院鳳凰堂へ
 平等院に顕現する浄土の風景
鼎談 神居文彰(平等院住職)/佐々木康之(サントリー美術館学芸員)/白洲信哉
 日本における浄土と飛天の表現について
林 温(慶応大学文学部教授)
 浄土へゆくには 絵解き當麻曼荼羅
北澤菜月(奈良国立博物館学芸部研究員)
 練供養 極楽へのいざない 岡山県立美術館
 千年の時のつたえ

 

新連載
ニューヨークで出会うアジアの美 第1回
朽木ゆり子

 

好評連載

寂聴さんの走馬灯モノ語り 第2回
 興福寺千体仏(京都・寂庵ご本尊)
厨人器人 第5回
アイアンシェフ脇屋友詞とうつわの饗宴
 大里成子さんの中国アンティーク食器コレクション #5. 粉彩龍鳳盒
市がよい 第18回 Rondo
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旅苞がたり 最終回 さらなる旅へ
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日本刀五ケ伝の旅  来国次
 田野邉道宏
美の仕事を追う 〜脳科学者、骨董街を奔る! 第8回
 MIHO MUSEUM 根来は、人の心の温もりそのもの
 茂木健一郎

 

日本の美を護り・伝えるものづくりの真価

 

SPOT

 東西の楽園イメージ 古代オリエント博物館
 津村眞輝子(古代オリエント博物館研究員)
 井戸にまみえる 根津美術館
 幕末の探検家が愛した古器物 静嘉堂文庫美術館

 

Report

 陶瓷美術館旧蔵品が出品

今月の花

 嶋田静坡 煎茶・松香庵流

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