Armors & Swords | 武具・刀剣

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正宗の風 相州伝のはじまり

“用と美”の革新、名刀匠正宗の後継者・正宗十哲が繋ぐ相州伝

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東京・両国にある刀剣博物館の学芸部長の石井彰さんに、2024年新春に刀剣博物館とふくやま美術館(2024年2月18日〜3月27日)で開催される特別企画展「正宗十哲 ー 名刀匠正宗とその弟子たち 展」の見どころと、名刀匠正宗の後継者と呼ばれる正宗十哲についてお話をうかがいました。

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日本刀は、制作された年代によって呼び方が異なる。平安時代中期以前は上古刀(じょうことう)の時代と呼び、反りのない直刀がほとんどだ。平安時代中期以降から江戸時代の慶長(1596〜1614)までは古刀の時代で、武士の台頭とともに日本刀の製法が確立された。慶長以降、元禄時代頃までは寛文新刀と呼ばれる新刀の時代で、幕末期は明治以降は現代刀と呼ばれる。