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お茶をやり出して間もない頃、茶道具の山下さんの大寄せ茶会に出かけましたら、大きな床の間にこの写真の御宸翰が掛けられていました(73頁)。まず表具に感動しました。房が付いている御軸は初めて拝見したからです。また、霊元天皇は、養母が父帝の中宮徳…
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骨董・古美術の月刊誌 「目の眼」の最新号
日本で最も読まれている
骨董・古美術雑誌
骨董・古美術の魅力や、コレクションの愉しみをテーマに、様々な情報を読者のみなさまにお届けする月刊誌です。
目の眼2024年5月号 No.572
春の鑑賞陶磁入門
奥田誠一と目利きたちの時代
2024年04月15日発売 1,650円
古美術の世界にはいくつかのジャンルがあるが、なかでも大きな位置を占めるのが、鑑賞陶磁という世界。「鑑賞する陶磁」とはいかなる意味なのか。いつ誰がどのようにしていいが始めたのか。この春リニューアルオープンを迎えた大阪市立東洋陶磁美術館と90周年を迎えた白鶴美術館のコレクションを併せ見つつ、あらためて鑑賞陶磁という世界の成り立ちを振り返ります。