「目の眼」10月号発売 古美術の世界では、古裂というジャンルがあります。 コレクターが、その美しさ、技術の見事さに気付き、残そうとする。 それは単なるモノ集めではなく、最高のものを極めようとする人々の心に感動し、 収集し伝えようという気持ちが動くのだと思います。 保存が難しい染織コレクションを大切に収集・研究してきた人々のことも、 記憶にとどめておかなければと思います。 目の眼10月号の特集は「染織コレクションの系譜」。 日本有数の染織コレクションである女子美術大学の染織コレクションほかを紹介します。 目の眼10月号は9月15日発売。 RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼 電子増刊第6号 残欠 仏教美術のたからもの デジタル月額読み放題サービス 今特集では仏教美術の残欠を特集。 残欠という言葉は、骨董好きの間ではよく聞く言葉ですが、一般的にはあまり使われないと思います。ですが、骨董古美術には完品ではないものが多々あります。また、仏教美術ではとくに残欠という言葉が使われるようです。 「味わい深い、美しさがあるからこそ、残欠でも好き」、「残欠だから好き」 残欠という響きは実にしっくりくる、残ったものの姿を想像させます。そこで今回は、残った部分、残欠から想像される仏教美術のたからものをご紹介します。 試し読み 購入する 読み放題始める POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 企画展紹介|ロンドンギャラリー六本木 仏教美術に触れる、金峯山遺物の粋を集めた展示会が開催 Religious Arts | 宗教美術 骨董ことはじめ④ “白”を愛した唐という時代 History & Culture | 歴史・文化 源氏モノ語り 秘色青磁は日本に来たか Ceramics | やきもの 大豆と暮らす#4 骨董のうつわに涼を求めて ー 豆花と冷奴 稲村香菜Others | そのほか 連載|真繕美 古唐津の枇杷色をつくる – 唐津茶碗編 2 Ceramics | やきもの 目の眼4・5月号特集「浮世絵と蔦重」 東京国立博物館に蔦重の時代を観に行こう Calligraphy & Paintings | 書画 東京アート アンティーク レポート#2 いざ美術店へ |「美術解説するぞー」と行く! 鑑賞ツアー レポート Others | そのほか 箱根小涌谷 岡田美術館、2013年オープン時のコレクションを振り返る People & Collections | 人・コレクション 小さな煎茶会であそぶ 自分で愉しむために茶を淹れる 佃梓央前﨑信也History & Culture | 歴史・文化 小さな壺を慈しむ 圡楽窯・福森雅武小壺であそぶ Ceramics | やきもの 日本刀の魅力 繊細な感性と価値観が映し出す、日本刀の魅力 Armors & Swords | 武具・刀剣 花あわせ 心惹かれる花は、名もなき雑草なんです 池坊専宗Vassels | うつわ