「目の眼」10月号発売

古美術の世界では、古裂というジャンルがあります。
コレクターが、その美しさ、技術の見事さに気付き、残そうとする。
それは単なるモノ集めではなく、最高のものを極めようとする人々の心に感動し、
収集し伝えようという気持ちが動くのだと思います。
保存が難しい染織コレクションを大切に収集・研究してきた人々のことも、
記憶にとどめておかなければと思います。
目の眼10月号の特集は「染織コレクションの系譜」。
日本有数の染織コレクションである女子美術大学の染織コレクションほかを紹介します。
目の眼10月号は9月15日発売。
2018年10表紙_180830調整ol

RELATED ISSUE

関連書籍

目の眼2024年3月号 No.570

いとしき煎茶器

あそびと品位

茶は現代では嗜好品として愛飲されていますが、古くは薬として用いられ、その後も最新の大陸文化を背負って輸入され、中世から近代の日本カルチャーにも大きな影響を与えてきました。なかでも煎茶は江戸初期にもたらされ、将軍家から庶民まで広く親しまれ昭和初期まで隆盛を誇りました。またその道具も、平和な時代の気風を表すかのようなすっきりしたデザインのものが多く、シンプル&ミニマルデザインを好む現代人の暮らしにも取り入れられています。今号ではモノ目線で煎茶器の魅力と今の生活にあった取り合わせを紹介します。