「目の眼」10月号発売 古美術の世界では、古裂というジャンルがあります。 コレクターが、その美しさ、技術の見事さに気付き、残そうとする。 それは単なるモノ集めではなく、最高のものを極めようとする人々の心に感動し、 収集し伝えようという気持ちが動くのだと思います。 保存が難しい染織コレクションを大切に収集・研究してきた人々のことも、 記憶にとどめておかなければと思います。 目の眼10月号の特集は「染織コレクションの系譜」。 日本有数の染織コレクションである女子美術大学の染織コレクションほかを紹介します。 目の眼10月号は9月15日発売。 RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼2024年10月号No.577 李朝空間 癒やしのかたち 日本とは文化的に近しく、かつ異なる美を持つ李朝のやきものや絵画、道具や家具は、古くから日本の蒐集家に愛されてきました。近年は韓流ドラマが定着して、李朝時代の歴史に興味を持つ方も多く、李朝時代の骨董は新しいファンを増やしています。今回の特集では李朝の古美術を用いた心地良い空間の愉しみをご紹介します。 試し読み 購入する POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 昭和時代の鑑賞陶磁ブーム 新たなジャンルを作った愛陶家たち People & Collections | 人・コレクション アンティーク&オールド グラスの愉しみ 肩肘張らず愉しめるオールド・バカラとラリック Vassels | うつわ 縄文アートプライベートコレクション いまに繋がる、縄文アートの美と技 Ceramics | やきもの 正宗の風 相州伝のはじまり “用と美”の革新、名刀匠正宗の後継者・正宗十哲が繋ぐ相州伝 Armors & Swords | 武具・刀剣 根付 怪力乱神を語る 掌の〝吉祥〟を読み解く根付にこめられた想い Ornaments | 装飾・調度品 アートイベントシーズン到来 10月前半の古美術イベント Others | そのほか 茶の湯にも取り入れられた欧州陶磁器 阿蘭陀と京阿蘭陀 Ceramics | やきもの 展覧会情報 今秋、約50年ぶりのはにわ展/東京国立博物館 Ceramics | やきもの 新刊発売 「まなざしを結ぶ工芸」著者インタビュー 本田慶一郎と骨董と音楽と People & Collections | 人・コレクション 企画展紹介|下井美術 樂のすべてが揃う即売会 Vassels | うつわ 書の宝庫 日本 人の心を映す日本の書 Calligraphy & Paintings | 書画 古信楽にいける 花あわせ 横川志歩 Vassels | うつわ