年末年始休業のお知らせ

2018年12月29日(土)~2019年1月6日(日)は、誠に勝手ながら、年末年始休業とさせていただきます。

 
この期間中、お問合せへのご対応はできませんのでご注意ください。
なお、注文のお申し込み、お問合せメールの受信自体はお受けしております。
お問合せ・ご注文は1月7日(月)以降、順次対応いたします。

 

ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願い申し上げます。

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目の眼2024年9月号 No.576

信楽の佇まい

土味と釉流しの色香

六古窯のなかでも好む人が多い信楽(しがらき)。他の古窯よりやや遅い鎌倉時代に生まれたとされ、壺や甕、鉢を生産していましたが、15世紀後半に茶の湯の道具として重宝されるようになります。釉薬をかけず、素地を高温で焼く「焼締」の陶器で、赤褐色の火色や焼成された際にできる自然釉の流れ、石ハゼ、焦げなどの見どころが多く、均等ではないスタイルは茶人たちの「侘数奇」の美に通じ、多くの文化人に好まれました。昭和40年代に古窯の一大ブームが起こった時の中心にあり、いまも古美術好きを魅了する信楽の魅力に迫ります。