目の眼9月号美濃特集 いまも古美術好きや茶人を魅了してやまない美濃桃山陶。黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部という、中世のやきもの革命と言うべき、魅力的なやきものでしたが、その作られた時期は100年に満たないほど。長らく歴史から消え去っていて、その名が再び現れるのは、昭和5年に荒川豊蔵が美濃で志野の陶片を発見した事から、美濃陶ブームが生まれます。 目の眼9月号の特集は「美濃の古窯」。サントリー美術館での「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 ー美濃の茶陶」展の紹介と、陶芸家加藤亮太郎さんの案内で美濃の古窯を歩き、京都、東京、名古屋の古美術店、コレクターの美濃陶を紹介します。 通常目の眼は毎月15日発売ですが、今月はお盆の関係で、8月16日発売となります。 RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼 電子増刊第3号(2025.4月) 「美の仕事」総集編美しき古きものを訪ねて デジタル月額読み放題サービス 雑誌『目の眼』のリレー連載「美の仕事」総集編と題して、歴代執筆陣の紹介と名作選をまとめた1冊です。今号限定の特別編として、池坊専宗さんによる「美の仕事」をあらたに書き下ろしていただきました。 試し読み 購入する POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 阿蘭陀 魅力のキーワード 阿蘭陀の謎と魅力 Ceramics | やきもの Book Review 会津に生きた陶芸家の作品世界 Others | そのほか 白磁の源泉 中国陶磁の究極形 白磁の歴史(2) Ceramics | やきもの 茶の湯にも取り入れられた欧州陶磁器 阿蘭陀と京阿蘭陀 Ceramics | やきもの 骨董ことはじめ④ “白”を愛した唐という時代 History & Culture | 歴史・文化 小さな煎茶会であそぶ 自分で愉しむために茶を淹れる History & Culture | 歴史・文化 骨董ことはじめ③ 青磁 漢民族が追い求める理想の質感 History & Culture | 歴史・文化 古信楽にいける 花あわせ 横川志歩 Vassels | うつわ 秋元雅史(美術評論家)x 北島輝一(ART FAIR TOKYOマネージングディレクター) スペシャル対談|アートフェア東京19の意義と期待 People & Collections | 人・コレクション 小さな壺を慈しむ 圡楽窯・福森雅武小壺であそぶ Ceramics | やきもの リレー連載「美の仕事」|澤田瞳子 澤田瞳子さんが選んだ古伊万里 Ceramics | やきもの 新刊発売 「まなざしを結ぶ工芸」著者インタビュー 本田慶一郎と骨董と音楽と People & Collections | 人・コレクション