目の眼2023年4月号 No.559 華瓶と水瓶 生命を湛える仏教美術 2023年03月15日 発売 定価 1,650円(税込) 華瓶とは仏具の一つで、仏前に花を供えるための道具をいいます。仏さまに花を供えて壮厳することは、仏教が生まれた古代インドから行われていますが、中国唐代にその様式が整えられました。また水瓶も古代インドの修行僧が持つ飲料水や手洗い水の容器が、後に仏前に浄水を供えるたのめの仏具として用いられるようになり、やがて禅宗の儀式にも取り入れられて、初期の喫茶儀礼に欠かせない道具ともなりました。今特集では日本に伝来した金工品の精華とも言える華瓶と水瓶に注目し、その魅力を紹介します。 購入する amazon honto ご購入に関するお問い合わせはこちら 定期購読者専用サイト *定期購読者はログイン 華瓶と水瓶 水瓶名品選 MENOME CHANNEL 特集 Special Feature 華瓶と水瓶 生命を湛える仏教美術 奈良国立博物館 水瓶名品選 国宝 竜首水瓶をみる 宝瓶のきた道/三田覚之 愛蔵品拝見 東寺の華瓶と祈りのかたち/松田光 東寺の華瓶と古文書 華瓶に生ける日々の荘厳/横川志歩 厳しいかたちに癒される 水瓶は、気品とすがた/佐藤辰美 花より可憐な華瓶もある 仏具から仏教美術へ「 仏具の世界 ─信仰と美のかたち─」/根津美術館 玉井あや 古美術店訪問 ロンドンギャラリー/甍堂/小西大閑堂/陣屋 コラム [雪山酔夢] 近衞忠大 [骨董片々録] 勝見充男 [京都女子ログ] 永松仁美 [ Vintage Furniture] 大塚久美子 連載 佳風亭自酌録 酒器と酒と肴 − 潮田洋一郎 菓子皿考 − 内田風知 ほっとけない仏たち 奈良 竹林寺の薬師如来像(桜井市) − 青木 淳 美術史家むかし語り( 4)親交 メアリー・G・バークさん − 村瀬実恵子/西田宏子 舞台裏の辰星たち 大仁堂ギャラリー 高樹譲治(前編)− 平野龍一 日本刀 五ヶ伝の旅 備前伝 古備前正恒ー田野邉道宏 美の仕事「川口美術」− 澤田瞳子 トピックス&レポート ニコラス・チョウ氏に聞く サザビーズ香港50周年 美しい本 −湯川書房の書物と版画[神奈川県立近代美術館 鎌倉別館] 梅原龍三郎と伊豆[上原美術館] いにしえが好きっ! −近世好古図録の文化誌−[ 国立歴史民俗博物館] 刀座2023 朝鮮の白磁、君子志向[リウム美術館] 目白コレクション/谷中骨董市/草と花と木と蟲と[潮音堂] MAGAZINES/BOOKS 目の眼 電子増刊第5号 2025年8月14日発売 目の眼2025年8・9月号No.582 2025年5月14日発売 目の眼 電子増刊第4号(2025.6月) 2025年6月14日発売 目の眼2025年6・7月号No.581 2025年5月14日発売 目の眼 電子増刊第3号(2025.4月) 2025年4月14日発売 目の眼2025年4・5月号No.580 2025年3月13日発売 目の眼 電子増刊第2号(2025.3月) 2025年2月14日発売 目の眼2025年2・3月号No.579 2025年1月14日発売 目の眼 電子増刊第1号(2025.1月) 2024年12月14日発売 目の眼2024年12月号No.578 2024年11月14日発売 目の眼2024年11月 電子増刊第0号 2024年10月14日発売 目の眼2024年10月号No.577 2024年9月16日発売 雑誌・書籍のラインナップを見る POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 根付 怪力乱神を語る 掌の〝吉祥〟を読み解く根付にこめられた想い Ornaments | 装飾・調度品 骨董ことはじめ③ 青磁 漢民族が追い求める理想の質感 History & Culture | 歴史・文化 2023年8月号 特集「猪口とそばちょこ」 不思議に満ちた そばちょこを追って Vassels | うつわ 台北 古美術探訪|国立歴史博物館 歴史と古美術を満喫、台北「国立歴史博物館&植物園」を探訪 History & Culture | 歴史・文化 美術史の大家、100歳を祝う 日本美術史家・村瀬実恵子氏日本美術研究の発展に尽くした60年 People & Collections | 人・コレクション 稀代の美術商 戸田鍾之助を偲ぶ People & Collections | 人・コレクション 大豆と暮らす#3 おから|大豆がつなぐ、人と食 稲村香菜Others | そのほか 目の眼4・5月号特集「浮世絵と蔦重」関連 目の眼 おすすめバックナンバー 1994年9月号「写楽二〇〇年」 Calligraphy & Paintings | 書画 展覧会紹介 「古道具坂田」という美のジャンル People & Collections | 人・コレクション 連載|真繕美 唐津の肌をつくるー唐津茶碗編 最終回 繭山浩司・繭山悠Ceramics | やきもの 東京アート アンティーク レポート #1 3人のアーティストが美術・工芸の継承と発展を語らう Others | そのほか 小さな壺を慈しむ 圡楽窯・福森雅武小壺であそぶ Ceramics | やきもの