「目の眼」5月号訂正

目次 渡来系文物とその故地をもとめての著者を間違っておりました。

(誤) 寺田誠 (正) 寺井誠 です。

P128 畠山記念館の展覧会情報は、正しくは

「茶の湯の名品―破格の美・即翁の眼」◯4/8~6/18でございます。

お詫びして訂正いたします。

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目の眼2024年9月号 No.576

信楽の佇まい

土味と釉流しの色香

六古窯のなかでも好む人が多い信楽(しがらき)。他の古窯よりやや遅い鎌倉時代に生まれたとされ、壺や甕、鉢を生産していましたが、15世紀後半に茶の湯の道具として重宝されるようになります。釉薬をかけず、素地を高温で焼く「焼締」の陶器で、赤褐色の火色や焼成された際にできる自然釉の流れ、石ハゼ、焦げなどの見どころが多く、均等ではないスタイルは茶人たちの「侘数奇」の美に通じ、多くの文化人に好まれました。昭和40年代に古窯の一大ブームが起こった時の中心にあり、いまも古美術好きを魅了する信楽の魅力に迫ります。