朱漆「根来」中世に咲いた華 根来塗の名品400点以上を収録。2013年にMIHO MUSEUMで開催された展覧会「根来」の公式カタログ! 東大寺所蔵 重要文化財「二月堂練行衆盤」全11枚、映画監督 黒澤明旧蔵の輪花盆など、本邦初収録の名品を掲載。 収録点数400点以上、圧巻のカラー300ページ。 類書はすべて絶版。根来塗を参照するにはこの本にあたるしかありません。希少性と資料性を兼ね備えた一冊です。 「根来」概説 河田貞 |図版| 第1章 祈りの造形 第2章 華やぐ器物 —膳具・厨房具 第3章 酒器と茶道具 第4章 朱のしつらえ —調度・文房具など 絵画資料 参考資料 根来寺の実像 伝法会、朱漆経机のことなど ——中川委紀子 中世「根来」の工房を支えた木地師集団の謎に挑む ——北野信彦 日本美・朱漆「根来」 中世から近現代へ ——桑原康郎 解説 根来記載資料 紀年銘「根来」 参考文献 作品リスト Negoro : Efflorescence of Medieval Japanese Lacquerware RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼2025年4・5月号No.580 浮世絵と蔦重 江戸のメディアミックス 江戸時代中期から後期にかけて、もっとも浮世絵の名品が生まれた全盛期、その時代を牽引した一人が蔦屋重三郎。 蔦屋重三郎は、いまでいうインフルエンサーとして活躍した人物で、喜多川歌麿、東洲斎写楽といった現代では世界的芸術家とみなされる浮世絵師を世に出したことで知られています。 今特集では、蔦屋重三郎の手がけた作品を中心に紹介しつつ、浮世絵が江戸期に果たした役割と、その魅力を紹介します。 試し読み 購入する POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 骨董ことはじめ⑥ 骨董ビギナー体験記|はじめて骨董のうつわを買う Others | そのほか 書の宝庫 日本 人の心を映す日本の書 Calligraphy & Paintings | 書画 昭和時代の鑑賞陶磁ブーム 新たなジャンルを作った愛陶家たち People & Collections | 人・コレクション 小さな煎茶会であそぶ 自分で愉しむために茶を淹れる History & Culture | 歴史・文化 ビンスキを語る ビンスキは どこからきたのか 〜その美意識の起源を辿る History & Culture | 歴史・文化 根付 怪力乱神を語る 掌の〝吉祥〟を読み解く根付にこめられた想い Ornaments | 装飾・調度品 超! 日本刀入門Ⅰ|日本刀の種類について解説します Armors & Swords | 武具・刀剣 美術史の大家、100歳を祝う 日本美術史家・村瀬実恵子氏日本美術研究の発展に尽くした60年 People & Collections | 人・コレクション 超 ! 日本刀入門Ⅱ|産地や時代がわかれば、刀の個性がわかります Armors & Swords | 武具・刀剣 目の眼4・5月号特集「浮世絵と蔦重」 東京国立博物館に蔦重の時代を観に行こう Calligraphy & Paintings | 書画 古信楽にいける 花あわせ 横川志歩 Vassels | うつわ スペシャル鼎談 これからの時代の文人茶 繭山龍泉堂 30年ぶりの煎茶会 龍泉文會レポート People & Collections | 人・コレクション