鐔+小柄 目貫 笄 縁頭 私のコレクションⅡ 世界から注目される日本美の結晶、日本刀。その刀身は実に美しいものですが、そのままでは使えません。 抜き差しを容易にし、刀のバランスを調整する鐔をはじめ、刀剣やその持ち主のメンテナンスにも用いられ る小束と笄、持ち手をフィットさせるための目貫や縁頭といったパーツを装着することによって初めて腰に差し、振るうことができるのです。 もちろん名刀には最高級の素材と職人技で作られたパーツが製作されます。その総称を刀装具、または小道具といって、愛刀家たちの間でコレクションアイテムとなっています。 本書は、そんな刀装具に魅了されたコレクターが人生をかけて集めた優品約200 点が網羅され、わかりやすく解説。「ポケットにおさまる芸術」日本刀の世界を知るガイドブックとしても必携です。 著者:平地 茂雄 RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼 電子増刊第4号(2025.6月) 林屋亀次郎の眼 デジタル月額読み放題サービス 今特集は、書籍「林屋亀次郎の眼」(2025年6月発行)の見どころを紹介。昭和初期の実業家・林屋亀次郎の人物像や、コレクションのなかから名品をセレクトして茶道具の必須アイテムを初めての方にもわかりやすく解説しています。茶道具の来歴や人となりを知ることで、コレクションへの理解が深まるきっかけになればと思います。 また今回から「シリーズ連載 目の眼的骨董遊学」と題し、各地の骨董街とそこに佇む古美術店を訪ねるレポート記事を紹介していきます。今回はそのスタートとして上野・湯島・本郷にスポットをあてていきます。 試し読み 購入する POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 骨董ことはじめ⑥ 骨董ビギナー体験記|はじめて骨董のうつわを買う Others | そのほか 大豆と暮らす#2 うなぎもどき|日本人と大豆の長い付き合いが生んだ「もどき料理」 Others | そのほか 秋元雅史(美術評論家)x 北島輝一(ART FAIR TOKYOマネージングディレクター) スペシャル対談|アートフェア東京19の意義と期待 People & Collections | 人・コレクション 骨董ことはじめ① 骨董と古美術はどう違う? History & Culture | 歴史・文化Others | そのほか 夏酒器 勝見充男の夏を愉しむ酒器 Vassels | うつわ 昭和時代の鑑賞陶磁ブーム 新たなジャンルを作った愛陶家たち People & Collections | 人・コレクション 書の宝庫 日本 人の心を映す日本の書 Calligraphy & Paintings | 書画 展覧会情報|アサヒグループ大山崎山荘美術館 民藝作家の「縁」から見えてくるもの History & Culture | 歴史・文化 東京アート アンティーク レポート#2 いざ美術店へ |「美術解説するぞー」と行く! 鑑賞ツアー レポート Others | そのほか 骨董ことはじめ③ 青磁 漢民族が追い求める理想の質感 History & Culture | 歴史・文化 札のなかの万葉 百人一首と歌留多のこころ History & Culture | 歴史・文化 骨董ことはじめ④ “白”を愛した唐という時代 History & Culture | 歴史・文化