【移転のお知らせ】株式会社目の眼、東京・京橋へ

2024年7月3日(水)より、本サイトを運営している株式会社目の眼は、東京・京橋にオフィスを移転いたしました。

日本最大の骨董街といわれる京橋で、さらに多くの骨董・古美術の情報を皆さまにお届けしていきます。引き続き、ウェブマガジン、雑誌『目の眼』をご愛読いただきますようお願い申し上げます。

 

 

◎新オフィス

〒104-0031

東京都中央区京橋2丁目12-2 京橋三貴ビル3F

 

*2024/7/3・7/4は、移転のためFAXによるお問合せをお受けできません。弊社商品に関するお問合せは、本サイトの問合せフォームメールinfo@menomeonline.com)からお願いいたします。

*お電話の場合は、自動応答番号03-6897-9422にご伝言をお残しください。追って、担当者よりご連絡いたします。

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目の眼2024年9月号 No.576

信楽の佇まい

土味と釉流しの色香

六古窯のなかでも好む人が多い信楽(しがらき)。他の古窯よりやや遅い鎌倉時代に生まれたとされ、壺や甕、鉢を生産していましたが、15世紀後半に茶の湯の道具として重宝されるようになります。釉薬をかけず、素地を高温で焼く「焼締」の陶器で、赤褐色の火色や焼成された際にできる自然釉の流れ、石ハゼ、焦げなどの見どころが多く、均等ではないスタイルは茶人たちの「侘数奇」の美に通じ、多くの文化人に好まれました。昭和40年代に古窯の一大ブームが起こった時の中心にあり、いまも古美術好きを魅了する信楽の魅力に迫ります。