催事情報|古美術 綵花堂 古美術 綵花堂|花 と 古美術 展 Ⅲ – 碧 – RECOMMEND 2025年7月5日(土)〜7月12日(土)11時〜18時 休廊日: 7月10日(木) www.saikado-artgallery.com 綵花堂インスタグラムへ 東京・市ケ谷にある古美術 綵花堂 saikado は、花と古美術をテーマに企画展を開催しています。 店主の瀬尾 真奈さんは、これまで深緑の季節、落葉の季節と、季節の色彩と空気感を感じる展示をされてきました。 日本では緑のことを青と言ったりもしますが、夏といえば眩しい青空、海の藍、木々の緑が想像されますね。 今回のテーマ「碧」は、まさに夏の色。生命力が高まる夏の季節にふさわしい花と古美術が愉しめます。 素文壺形土器 弥生時代 細見古香庵著 『土器に花』所載 高 22.5cm 太陽をいっぱいに浴びた草木の色が映える力強い土器 花も土器も生命の源である水をたっぷり含んで、暑さを和らげてくれそうです。 ガラス製勾玉 古墳時代 長 1.2cm 古代の人々が生命力を感じた碧の勾玉 青いガラスの勾玉は珍しく、古代人も大切にしたことでしょう。 デルフトタイル 青の絵付けとひんやりした感触が涼を感じるデルフトタイル。 デルフトタイルは、オランダのやきものの町デルフトで18世紀を中心に作られた壁を装飾するタイルです。フェルメールの絵にも描かれていて、様々な愛らしい絵が魅力です。 高麗青磁碗 夏茶碗としてぴったりのさわやかな高麗青磁碗。薄い口縁の口当たりも気持ちよさそうです。 涼風を感じる花と古美術のしつらいを愉しみに出掛けましょう。 古美術 綵花堂 「花 と 古美術 展 Ⅲ – 碧 -」 2025年7月5日(土)〜7月12日(土)11時〜18時 休廊日: 7月10日(木) 東京都千代田区三番町7-13-204 Tel.03-6261-3501 www.saikado-artgallery.com 綵花堂インスタグラムへ RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼 電子増刊第4号(2025.6月) 林屋亀次郎の眼 デジタル月額読み放題サービス 今特集は、書籍「林屋亀次郎の眼」(2025年6月発行)の見どころを紹介。昭和初期の実業家・林屋亀次郎の人物像や、コレクションのなかから名品をセレクトして茶道具の必須アイテムを初めての方にもわかりやすく解説しています。茶道具の来歴や人となりを知ることで、コレクションへの理解が深まるきっかけになればと思います。 また今回から「シリーズ連載 目の眼的骨董遊学」と題し、各地の骨董街とそこに佇む古美術店を訪ねるレポート記事を紹介していきます。今回はそのスタートとして上野・湯島・本郷にスポットをあてていきます。 試し読み 購入する POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 大豆と暮らす#2 うなぎもどき|日本人と大豆の長い付き合いが生んだ「もどき料理」 Others | そのほか リレー連載「美の仕事」|土井善晴 土井善晴さんが向き合う、桃山時代の茶道具 Ceramics | やきもの 骨董ことはじめ③ 青磁 漢民族が追い求める理想の質感 History & Culture | 歴史・文化 2023年8月号 特集「猪口とそばちょこ」 不思議に満ちた そばちょこを追って Vassels | うつわ 展覧会情報|大英博物館 ロンドン・大英博物館で初の広重展。代表作「東海道五十三次」など Calligraphy & Paintings | 書画 阿蘭陀 魅力のキーワード 阿蘭陀の謎と魅力 Ceramics | やきもの 秋元雅史(美術評論家)x 北島輝一(ART FAIR TOKYOマネージングディレクター) スペシャル対談|アートフェア東京19の意義と期待 People & Collections | 人・コレクション 眼の革新 大正時代の朝鮮陶磁ブーム 李朝陶磁を愛した赤星五郎 History & Culture | 歴史・文化 ビンスキを語る ビンスキは どこからきたのか 〜その美意識の起源を辿る History & Culture | 歴史・文化 東京アート アンティーク レポート #4 街がアート一色に|美術店めぐりで東京の街を楽しもう Others | そのほか 連載|真繕美 唐津茶碗編 日本一と評される美術古陶磁復元師の妙技1 Ceramics | やきもの 昭和時代の鑑賞陶磁ブーム 新たなジャンルを作った愛陶家たち People & Collections | 人・コレクション