陶片 かけらのたのしみ|目の眼電子増刊5号特集 2025.8月15日配信&発売となる「目の眼」電子増刊5号は、最近人気がたかまっている陶片の魅力やそのたのしみ方を特集します。 陶片 かけらのたのしみ/『目の眼』電子増刊5号 陶片とは読んで字の如く土器や陶磁器などやきものの欠片です。釉薬を施され高熱で焼成されたやきものは、汚れにも腐食にも強くその美しさを長い年月保ちますが、何らかの理由によって破損してしまうと塵芥(ごみ)として廃棄されてしまう運命にあります。 ところがそれでも美しさの面影を残した欠片は好事家に拾われ、愛でられて、大切に伝えられてきました。いま、マニアをはじめ骨董を集め始めたビギナーたちの間で、じわじわと陶片人気が高まっている気配…。8月15日発売のデジタル雑誌『目の眼』電子増刊5号では、そんな儚くもたのしい陶片の魅力を特集します。 ◎今号は陶片の販売も! 古美術28店主の清水喜守さんイチオシ 「陶片好きがうなるマストバイ4点」 電子増刊5号では、陶片好きの古美術商とコレクターの方たちに取材し、さまざまな陶片を紹介していますが、今回、取材先のひとつの古美術28・清水喜守さんに特別にお願いし、「これを持っておけば間違いない!」という、レアで魅力的な陶片4つのオンライン抽選販売を行います。 販売品&応募方法について ◎ シリーズ連載〈骨董遊学〉は、上野・湯島・本郷の第2弾 各地の骨董街とそこに佇む古美術店を訪ねるレポート記事を紹介する「骨董遊学」では、ふたたび上野・湯島・本郷のエリアを訪ねました。湯島の古美術妙童・アートギャラリー花守、上野のシカゴレジメンタルス、御徒町のprobably Antiquesを紹介しています。 ▷ 『目の眼』電子増刊5号 特集「陶片 かけらのたのしみ」 *『目の眼』電子増刊号は、「目の眼デジタル月額読み放題サービス」(月額880円)でご覧いただけます。 *Amazon kindle、hontoでもご購入いただけます。 RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼2025年12月号・2026年1月号No.584 廣田不孤斎の時代 新しい美の発見者 廣田松繁(不孤斎 1897 〜1973)は、東京・日本橋に西山保(南天子)とともに壺中居を創業し、国際的評価の高い鑑賞陶磁の名店に育てました。今号は小説家の澤田瞳子さんをはじめ、不孤斎本人を知る関係者の方々を取材。旧蔵品や資料から、不孤斎が見出した美を特集します。 そのほか宮武慶之さんと陶芸家の細川護熙さんの対談や、デザイナーのNIGO®さん、起業家の伊藤穰一さんへのインタビューなど、現代数寄者やクリエイターの方たちを紹介します。 試し読み 購入する 読み放題始める POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 美術史の大家、100歳を祝う 日本美術史家・村瀬実恵子氏日本美術研究の発展に尽くした60年 People & Collections | 人・コレクション 2023年8月号 特集「猪口とそばちょこ」 不思議に満ちた そばちょこを追って Vassels | うつわ 連載|真繕美 唐津茶碗編 日本一と評される美術古陶磁復元師の妙技1 Ceramics | やきもの 小さな煎茶会であそぶ 自分で愉しむために茶を淹れる 佃梓央前﨑信也History & Culture | 歴史・文化 骨董ことはじめ⑧ 昭和100年のいまこそ! 大正〜昭和の工芸に注目 Others | そのほか アンティーク&オールド グラスの愉しみ 肩肘張らず愉しめるオールド・バカラとラリック Vassels | うつわ 辻村史朗(陶芸家)・永松仁美(昂KYOTO) 辻村史朗さんに “酒場”で 学ぶ 名碗の勘どころ「黒茶碗の魅力」 Vassels | うつわ 藤田傳三郎、激動の時代を駆け抜けた実業家の挑戦〈後編〉 People & Collections | 人・コレクション 展覧会紹介|荏原 畠山美術館 畠山即翁×杉本博司 数寄者の美意識を体感する People & Collections | 人・コレクション 世界の古いものを訪ねて#6 アンティークの街・ルイスで出会ったグラスと、生活の色気 山田ルーナVassels | うつわ 展覧会情報 装い新たに 荏原 畠山美術館として開館 History & Culture | 歴史・文化 連載|美の仕事・茂木健一郎 テイヨウから、ウミガメに辿りついたこと(壺中居) Ceramics | やきもの