目の眼9月号美濃特集 いまも古美術好きや茶人を魅了してやまない美濃桃山陶。黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部という、中世のやきもの革命と言うべき、魅力的なやきものでしたが、その作られた時期は100年に満たないほど。長らく歴史から消え去っていて、その名が再び現れるのは、昭和5年に荒川豊蔵が美濃で志野の陶片を発見した事から、美濃陶ブームが生まれます。 目の眼9月号の特集は「美濃の古窯」。サントリー美術館での「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 ー美濃の茶陶」展の紹介と、陶芸家加藤亮太郎さんの案内で美濃の古窯を歩き、京都、東京、名古屋の古美術店、コレクターの美濃陶を紹介します。 通常目の眼は毎月15日発売ですが、今月はお盆の関係で、8月16日発売となります。 RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼2024年12月号No.578 吉村観阿 松平不昧に愛された茶人 江戸時代後期に茶の湯道具の目利きとして知られた吉村観阿(よしむらかんあ)。今年、 観阿の生誕260年を機に、 福岡市立美術館が 初の吉村観阿展を開催します。 そこで『知られざる目利き 白醉庵吉村観阿』の著者 宮武慶之さん全面協力のもと、観阿の茶道具目利きの真髄、 江戸の茶文化を育んだ 松平不昧や酒井抱一らとの交流を紹介します。 試し読み 購入する POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 アンティーク&オールド グラスの愉しみ 肩肘張らず愉しめるオールド・バカラとラリック Vassels | うつわ 名碗を創造した茶人たち Vassels | うつわ 骨董ことはじめ 骨董あれやこれや|①骨董と古美術はどう違う? History & Culture | 歴史・文化Others | そのほか 連載|真繕美 唐津の肌をつくるー唐津茶碗編 最終回 Ceramics | やきもの 新しい年の李朝 李朝の正月 青柳恵介 People & Collections | 人・コレクション 2023年8月号 特集「猪口とそばちょこ」 不思議に満ちた そばちょこを追って Vassels | うつわ ビンスキを語る ビンスキは どこからきたのか 〜その美意識の起源を辿る History & Culture | 歴史・文化 展覧会情報 装い新たに 荏原 畠山美術館として開館 History & Culture | 歴史・文化 書の宝庫 日本 人の心を映す日本の書 Calligraphy & Paintings | 書画 12月開催|オススメ展覧会&企画展情報 Others | そのほか 古信楽にいける 花あわせ 横川志歩 Vassels | うつわ 正宗の風 相州伝のはじまり “用と美”の革新、名刀匠正宗の後継者・正宗十哲が繋ぐ相州伝 Armors & Swords | 武具・刀剣