2014年10月号 No.457

関西の二大実業家が護った東洋の宝

藤田美術館 白鶴美術館

2014年09月15日 発売

定価 1,100円(税込)

国宝・重文の数が最も多い個人美術館といわれる藤田美術館のコレクション。今年はその開館60周年という記念の年。そこで9月から始まる秋季展を機に、藤田美術館を訪ね、藤田傳三郎氏の蒐集にまつわる逸話を交えながら名品を紹介。また、嘉納鶴翁の創立した白鶴美術館でも今年80周年。関西を代表する二人の実業家・コレクターが未来に何を残そうとしたのかを、代表的なコレクションを紹介しつつ考えます。

特集1 Special Feature

関西の二大実業家が護った東洋の宝
藤田美術館 白鶴美術館
 藤田コレクションを読み解く五点
 白鶴コレクションを読み解く五点
 藤田家・嘉納家 古美術を通じての交流を探る
 二人の勾玉長者
 関西数寄者のネットワーク〜経済界と美術~「十八会」と「篠園会」を通して 田中敏雄
 藤田美術館「開館60周年特別展」
 白鶴美術館「開館80周年記念展」
美術の継承と社会貢献への取り組み 白鶴酒造株式会社代表取締役社長 嘉納健二

 

特集2 Special Feature

最新設備で京博の名品を 京都国立博物館 平成知新館開館  インタビュー 山本英男

 

特別対談 中田英寿×白洲信哉 快走! 型紙自転車

 

 

コラムでつなぐ蒐集の世界

 車 ニコラス・ビービュイック
 時計 大江丈治
 異文化交流 市田ひろみ
 オークション 大聖雄幸

 

好評連載

厨人×器人 第15回 アイアンシェフ脇屋友詞とうつわの饗宴 
 大里成子さんの中国アンティーク食器コレクション#15. 粉彩窓絵花鳥文盒

 

市がよい 第26回Image 菊地信義

 

茶陶閑談 第9回乾山色絵武蔵野茶碗 枩霞軒主人

 

酒器逍遥 第2回 神仏と語り、相和す古陶の酒器

 

清く正しく自然な照明テクニック 第10回 藤原 工

 

美の仕事を追う 茂木健一郎~脳科学者、骨董街を奔る! 第19回「名残」を継いでいく

 

SPOT&INFO

 「狛犬」のルーツを辿る展覧会
 六田知弘写真展「水ノ貌」
 民藝が見える貴重なフィルム
 茶の湯釜の古作と匠の技

 

今月の花 

大野理瀞/古流・大觀流

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