明日3/4から「高麗仏画 香り立つ装飾美」が東京の根津美術館で始まります。京都の泉屋博古館と共同で昨年11月に先に開催され、目の眼2016年11月号でもご紹介しました。高麗仏画は世界で約165件しか確認されておらず、そのうち110点あまりが日本で見つかっています。
謎の多い高麗仏画は、近年修復や研究が進み、知られざる作品が見つかる可能性もあり、注目されています。
そしてなにより、その流麗な線描や透き通る布の表現、金泥の細かい装飾が美しい絵画です。なかなか一堂に見られない価値ある展覧会です。
泉屋博古館の展覧会とでは、17作品が入替えになっていますので、すでに京都でご覧になったという方も足を運ばれてみてはいかがでしょうか。3月31日までです。
根津美術館 東京都港区南青山6-5-1
詳しくは根津美術館ホームページへ
http://www.nezu-muse.or.jp