大日本茶道学会トークショー開催 招待券プレゼント

大日本茶道学会にて定期的に開催されているトークショー「お茶つながりがおもしろい」。第10回は、静岡のお茶の里、川根本町で、自然に優しいお茶作りを行っている「つちや農園」の土屋裕子氏をゲストに、大日本茶道学会会長の田中仙堂氏とお茶作りとお茶を飲むことの本質について語り合います。

・日時: 令和元年9月7日(土) 14時開演(13時30分開場)
・会場: 日経ホール(大手町) ※全席自由
・料金(税込): 前売券(一般:4,320円 会員:3,240円) 当日券 4,860円
お問い合わせ: 公益財団法人 三徳庵事務局 Tel.03-5379-0753
HP
20180825 第9回の様子
写真は第9回の様子

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信楽の佇まい

土味と釉流しの色香

六古窯のなかでも好む人が多い信楽(しがらき)。他の古窯よりやや遅い鎌倉時代に生まれたとされ、壺や甕、鉢を生産していましたが、15世紀後半に茶の湯の道具として重宝されるようになります。釉薬をかけず、素地を高温で焼く「焼締」の陶器で、赤褐色の火色や焼成された際にできる自然釉の流れ、石ハゼ、焦げなどの見どころが多く、均等ではないスタイルは茶人たちの「侘数奇」の美に通じ、多くの文化人に好まれました。昭和40年代に古窯の一大ブームが起こった時の中心にあり、いまも古美術好きを魅了する信楽の魅力に迫ります。