新刊発売「静寂の南画家 甲斐虎山 ー孤高の生涯と芸術ー」 【2022年6月22日発売】 「静寂の南画家 甲斐虎山 ー孤高の生涯と芸術ー」 前﨑信也・村田隆志 編著 ◆静寂の南画家 甲斐虎山 ー孤高の生涯と芸術ー 甲斐虎山(かいこざん:1867-1961)。 大分の臼杵に生まれ、生涯にわたって画壇とは距離を取りながら、田能村竹田(1777-1835)から 続く豊後南画の技法と精神を貫いた南画家です。名前を知られることも殆どなく、孤高の存在として京都で生涯を閉じましたが、その画は清浄して斬新。晩年には現代美術と見紛うような作品の数々を生み出しました。 編著者は京都女子大学教授の前崎信也さんと大阪国際大学教授の村田隆志さんのお二人。関西美術界を代表する若手研究者2人による甲斐虎山の画と賛の魅力、虎山の画を通じて南画の見方・楽しみ方をわかりやすく解説する1冊となっています。 販売価格:3,080円(税込) ご購入はこちらから その他お近くの書店、ネット書店でもお買い求めいただけます。 RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼2025年12月号・2026年1月号No.584 廣田不孤斎の時代 新しい美の発見者 廣田松繁(不孤斎 1897 〜1973)は、東京・日本橋に西山保(南天子)とともに壺中居を創業し、国際的評価の高い鑑賞陶磁の名店に育てました。今号は小説家の澤田瞳子さんをはじめ、不孤斎本人を知る関係者の方々を取材。旧蔵品や資料から、不孤斎が見出した美を特集します。 そのほか宮武慶之さんと陶芸家の細川護熙さんの対談や、デザイナーのNIGO®さん、起業家の伊藤穰一さんへのインタビューなど、現代数寄者やクリエイターの方たちを紹介します。 試し読み 購入する 読み放題始める POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 骨董ことはじめ④ “白”を愛した唐という時代 History & Culture | 歴史・文化 展覧会紹介|根津美術館 焼き締め陶の魅力を一堂に Ceramics | やきもの 阿蘭陀 魅力のキーワード 阿蘭陀の謎と魅力 Ceramics | やきもの 最も鑑定がむずかしい文房四宝の見方 硯の最高峰 端渓の世界をみる People & Collections | 人・コレクション 源氏モノ語り 秘色青磁は日本に来たか Ceramics | やきもの 眼の革新 鈍翁、耳庵が愛した小田原の風 People & Collections | 人・コレクション 連載|辻村史朗(陶芸家)・永松仁美(昂KYOTO) 辻村史朗さんに “酒場”で 学ぶ 名碗の勘どころ「志野茶碗」(後編) Ceramics | やきもの 東洋美術コレクター 伊勢彦信氏 名品はいつも、 軽やかで新しい People & Collections | 人・コレクション 連載|辻村史朗(陶芸家)・永松仁美(昂KYOTO) 辻村史朗さんに “酒場”で 学ぶ 名碗の勘どころ「志野茶碗」(前編) Ceramics | やきもの 連載|辻村史朗(陶芸家)・永松仁美(昂 KYOTO店主) 辻村史朗さんに”酒場”で学ぶ 名碗の勘どころ「井戸茶碗」(前編) Ceramics | やきもの 大豆と暮らす#4 骨董のうつわに涼を求めて ー 豆花と冷奴 稲村香菜Others | そのほか 展覧会紹介|石水博物館 NIGO®と茶碗と半泥子 ─ 川喜田半泥子と歩んだ作陶10周年 Ceramics | やきもの