【2023年6月16日発売】
沓掛良彦著「風狂と遊戯 閑に読む一休と良寛」
室町時代、応仁の大乱を生き延びて地獄のような京の都を 阿修羅のように駆けた風狂僧、一休。 幕藩体制が行き詰まりを見せ、頽廃堕落した時代でありな がら同時に文化爛熟の時代でもあった文化・文政期に越後 の一隅の山中で孤絶の後半生を送った野僧、良寛。
日本という国が日々凋落衰退し滅亡の予兆が見える、この現代という末世に、良寛と一休を知り、その文学を読むことが、なにを示唆しもたらしてくれるのか。 古今東西の詩人とその世界を語り尽くした著者が、いまこそ誰も知らない一休と良寛の詩を読み解く。
販売価格:3,520円(税込)
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