名碗を創造した茶人たち RECOMMEND 茶の湯でもっとも注目され、人気があるのはやはり茶碗。2017年4月11日から6月4日まで東京国立博物館で開催された特別展「茶の湯」は、37年ぶりの茶の湯展であり、ガラス越しではありますが、一生のうち一度でも拝見できればありがたいという名碗が出展されて大きな話題になりました。 目の眼では、2017年5月号特集でこの特別展をご紹介しました。タイトルの「名碗を創造した茶人たち」とは、もちろん茶人が土をこねて茶碗を作ったという意味ではありません。美を見極める眼力、構成力で、魅力ある茶碗を選び、さらには陶工に好みの茶碗を作らせたことを「創造」と表現し、茶の湯の歴史とともに、後世に名を残した茶人たちを、展覧会のご紹介とともに取り上げています。 すでに終了した展覧会ではありますが、担当された東京国立博物館研究員の三笠景子さんの分かりやすい解説で、コンパクトに茶の湯の歴史と代表的な茶人たちを知ることができます。さらに、武者小路千家家元後嗣千宗屋さんの名碗解説も読み応えたっぷり。 また、最新号2014年12月号で取り上げた松平不昧の茶室でもあった獨楽庵もご紹介しています。 (現在は、一般社団法人獨楽庵が保存運営しています。https://dokurakuan.com/) 特集号の紙版『目の眼』は売り切れのため、デジタル月額読み放題サービスをご利用ください。 ▷ 目の眼倶楽部有料デジタルプランのお申込はオンラインストアへ。 ▷ デジタルプラン(目の眼デジタル読み放題サービス)をご利用中の方は、読み放題サービスへログインして増刊号をご覧ください。 月刊『目の眼』2017年5月号 特集〈名碗を創造した茶人たち〉 RELATED ISSUE 関連書籍 2017年5月号 No.488 名碗を創造した茶人たち(SOLD OUT) 茶の湯でもっとも注目され、人気があるのはやはり茶碗。2017年4月11日から6月4日まで東京国立博物館で開催された特別展「茶の湯」は、37年ぶりの茶の湯展であり、ガラス越しではありますが、一生のうち一度でも拝見できればありがた… 雑誌/書籍を購入する 読み放題を始める POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 東洋美術コレクター 伊勢彦信氏 名品はいつも、 軽やかで新しい People & Collections | 人・コレクション 白磁の源泉 中国陶磁の究極形 白磁の歴史(1) 新井崇之Ceramics | やきもの 世界の古いものを訪ねて#1 ジュドバル広場の蚤の市|ベルギー・ブリュッセル 山田ルーナOthers | そのほか リレー連載「美の仕事」|澤田瞳子 澤田瞳子さんが選んだ古伊万里 澤田瞳子Ceramics | やきもの 目の眼4・5月号特集「浮世絵と蔦重」 東京国立博物館に蔦重の時代を観に行こう Calligraphy & Paintings | 書画 連載|真繕美 古唐津の枇杷色をつくる – 唐津茶碗編 2 Ceramics | やきもの 展覧会レポート|大英博物館「広重展」 名所絵を超えた“視点の芸術”が、いま問いかけるもの 山田ルーナCalligraphy & Paintings | 書画 連載|真繕美 唐津の肌をつくるー唐津茶碗編 最終回 繭山浩司・繭山悠Ceramics | やきもの 展覧会紹介 「古道具坂田」という美のジャンル People & Collections | 人・コレクション 展覧会情報|大英博物館 ロンドン・大英博物館で初の広重展。代表作「東海道五十三次」など 山田ルーナCalligraphy & Paintings | 書画 東京アート アンティーク レポート#3 骨董のうつわで彩る”食”と”花” Others | そのほか 茶の湯にも取り入れられた欧州陶磁器 阿蘭陀と京阿蘭陀 Ceramics | やきもの