新刊発売|沓掛良彦「風狂と遊戯 閑に読む一休と良寛」 【2023年6月16日発売】 沓掛良彦著「風狂と遊戯 閑に読む一休と良寛」 室町時代、応仁の大乱を生き延びて地獄のような京の都を 阿修羅のように駆けた風狂僧、一休。 幕藩体制が行き詰まりを見せ、頽廃堕落した時代でありな がら同時に文化爛熟の時代でもあった文化・文政期に越後 の一隅の山中で孤絶の後半生を送った野僧、良寛。 日本という国が日々凋落衰退し滅亡の予兆が見える、この現代という末世に、良寛と一休を知り、その文学を読むことが、なにを示唆しもたらしてくれるのか。 古今東西の詩人とその世界を語り尽くした著者が、いまこそ誰も知らない一休と良寛の詩を読み解く。 販売価格:3,520円(税込) ご購入はこちらから その他お近くの書店、ネット書店でもお買い求めいただけます。 RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼 電子増刊第4号(2025.6月) 林屋亀次郎の眼 デジタル月額読み放題サービス 今特集は、書籍「林屋亀次郎の眼」(2025年6月発行)の見どころを紹介。昭和初期の実業家・林屋亀次郎の人物像や、コレクションのなかから名品をセレクトして茶道具の必須アイテムを初めての方にもわかりやすく解説しています。茶道具の来歴や人となりを知ることで、コレクションへの理解が深まるきっかけになればと思います。 また今回から「シリーズ連載 目の眼的骨董遊学」と題し、各地の骨董街とそこに佇む古美術店を訪ねるレポート記事を紹介していきます。今回はそのスタートとして上野・湯島・本郷にスポットをあてていきます。 試し読み 購入する POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 骨董ことはじめ② めでたさでまもる 吉祥文に込められたもの History & Culture | 歴史・文化 茶の湯にも取り入れられた欧州陶磁器 阿蘭陀と京阿蘭陀 Ceramics | やきもの 「美の仕事」特別編 池坊専宗 中国陶磁の色彩にあそぶ Ceramics | やきもの 書の宝庫 日本 人の心を映す日本の書 Calligraphy & Paintings | 書画 東京アート アンティーク レポート #1 3人のアーティストが美術・工芸の継承と発展を語らう Others | そのほか 古唐津の窯が特定できる「分類カード」とは? Ceramics | やきもの 夏酒器 勝見充男の夏を愉しむ酒器 Vassels | うつわ 連載|美の仕事・茂木健一郎 テイヨウから、ウミガメに辿りついたこと(壺中居) Ceramics | やきもの リレー連載「美の仕事」|土井善晴 土井善晴さんが向き合う、桃山時代の茶道具 Ceramics | やきもの 骨董の多い料理店 進化しつづける「獨歩」の料理と織部の競演 Ceramics | やきもの 昭和時代の鑑賞陶磁ブーム 新たなジャンルを作った愛陶家たち People & Collections | 人・コレクション 新しい年の李朝 李朝の正月 青柳恵介 People & Collections | 人・コレクション