2018年8月号 No.503

日本列島 縄文アートめぐり

2018年07月16日 発売

定価 1,320円(税込)

1万年という長い期間にわたって続いた縄文時代。日本列島では、有名な遮光器土偶、火焔型土器をはじめ、多様な土器や土偶、石製品が作られていました。近年、縄文時代の国宝が6件と増え、縄文のアートに注目が集まっています。そして、今夏いよいよ、東京国立博物館で大規模な縄文の特別展が開催され、国宝はもちろん、全国各地から縄文時代の逸品が結集します。そこで、目の眼では独自取材で各地域の特色ある出土品、コレクター愛蔵の縄文コレクションをご紹介します。また、北の大地に眠る縄文の聖地を白洲信哉氏が訪ねます。

特集 

日本列島 縄文アートめぐり

私たちの祖先が生んだ原始アート
東京国立博物館特別展
「縄文 ―1万年の美の鼓動」
インタビュー 井出浩正
縄文の造形
1万年の移り変わりと日本各地への拡がり
上野修一
縄文座談会
縄文の魅力を語ろう !
上野修一×譽田亜紀子×十三湊人
北の縄文聖地巡礼
白洲信哉
縄文プライベートコレクション
縄文を見る 全国縄文展示館ガイド
縄文につよい古美術店
映画「縄文にハマる人々」
インタビュー 山岡信貴(映画監督)

 

 

コラム
奈良            岡本彰夫
車            武田公実
ジュエリー    有川一三
絵画            土森智典

 

連載
京都迷店案内                上野昌人
ふしぎの国のアトキンソン    デービッド・アトキンソン
ほっとけない仏たち            青木 淳
日本刀 五ヶ伝の旅            田野邉道宏
柳宗悦 美に用いられた人        若松英輔
美の仕事                    村治佳織
京ノ花合せ(京都花めぐり編) 藤田修作

 

topics
日本の古陶磁300点大展示即売会
日本陶磁の原点 「猿投窯」を考える  愛知県陶磁美術館
大美正札会の歩き方
繍い、織り出された仏の世界  奈良国立博物館