目の眼8月号発売中

目の眼8月号は横浜の観光名所でもある三溪園を作った原三溪の特集です。原三溪は横浜の大富豪であり、大蒐集家であり、茶人、美術のパトロンだった人物です。
三溪が収集した美術品は現在、美術館や博物館に収蔵されるものも多く、国宝や重要文化財に指定されてものも少なくありません。
現在、横浜美術館では原三溪の生誕150年、および没後80年を記念した展覧会が開催されています。
これを機に、ぜひ原三溪に興味を持っていただきたいと思います。
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目の眼2025年8・9月号No.582

古美術をまもる、愛でる

日本の古美術には、その品物にふさわしい箱や仕覆などを作る文化があります。 近年では、そうした日本の伝統が海外でも注目されるようになってきましたが、箱や台などをつくる上手な指物師、技術者は少なくなっています。 そこで今回は、古美術をまもる重要なアイテムである箱・台などに注目して、数寄者のこだわりと制作者たちの工夫をご紹介します。