目の眼2025年4・5月号No.580

浮世絵と蔦重

江戸のメディアミックス

2025年03月14日 発売

定価 2,420円(税込)

江戸時代中期から後期にかけて、もっとも浮世絵の名品が生まれた全盛期、その時代を牽引した一人が蔦屋重三郎。
蔦屋重三郎は、いまでいうインフルエンサーとして活躍した人物で、喜多川歌麿、東洲斎写楽といった現代では世界的芸術家とみなされる浮世絵師を世に出したことで知られています。
今特集では、蔦屋重三郎の手がけた作品を中心に紹介しつつ、浮世絵が江戸期に果たした役割と、その魅力を紹介します。

特集 Special Feature

浮世絵と蔦重 江戸のメディアミックス

東京国立博物館に蔦重の時代を観に行こう /特別展 蔦屋重三郎/コンテンツビジネスの風雲児/東京国立博物館 平成館

蔦重から江戸文化が見えてくる /松嶋雅人

西楽堂 /浮世絵の楽しみ方~蔦重の錦絵に出会うまで

浮世絵が海外で評価が高い理由 /クリスティーズ・ジャパン代表 山口 桂

浦上蒼穹堂 /蔦重の版本にみるオモシれえ浮世絵

大屋書房 /蔦重が活躍した江戸出版文化の黄金期

 

浮世絵と出会える店・美術館

角匠/五拾画廊/山田書店/東洲斎

絵草子/原書房/ギャラリーそうめい堂

太田記念美術館/すみだ北斎美術館

千葉市美術館/山口県立萩美術館・

浦上記念館/熊谷美術館

 

栃木と歌麿/蔵の街を訪ねて

 

 

 

コラム

[ 雪山酔夢] 近衞忠大

[ 骨董片々録] 勝見充男

[大英博物館] 矢野明子

 

連載

菓子皿考/内田風知

七つの海を渡る中国陶磁 /金 立言

ほっとけない仏たち 岡山2 /青木淳

寄り添うかたち /犬 宇井浩一

日本刀 五ヶ伝の旅 備前伝 畠田守家 /田野邉道宏

美の仕事 レアント /原研哉

花ノ風物 浦上蒼穹堂 /池坊専宗

 

トピックス&レポート

東京アートアンティーク

多田富雄 私のガラクタ美術館展[Sundries]

天下三名槍[名古屋刀剣博物館]

円空仏」の魅力と修行僧円空の生涯、新たな視点[ 三井記念美術館]

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