「~暮らしの中の~古美術・骨董コレクション」は8月2日(木)から

8月2日(木)から8日(水)までの一週間、新宿の京王百貨店にて「~暮らしの中の~古美術・骨董コレクション」が開催されます。人気の高い蒔絵、七宝、古伊万里などをお手頃な価格で展示販売します。

 

~暮らしの中の~古美術・骨董コレクション

会期:8月2日(木)―8月8日(水)

時間:10時―20時

会場:京王百貨店新宿店6階京王ギャラリー(新宿区西新宿1-1-4)

電話:03-3342-2111

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六古窯のなかでも好む人が多い信楽(しがらき)。他の古窯よりやや遅い鎌倉時代に生まれたとされ、壺や甕、鉢を生産していましたが、15世紀後半に茶の湯の道具として重宝されるようになります。釉薬をかけず、素地を高温で焼く「焼締」の陶器で、赤褐色の火色や焼成された際にできる自然釉の流れ、石ハゼ、焦げなどの見どころが多く、均等ではないスタイルは茶人たちの「侘数奇」の美に通じ、多くの文化人に好まれました。昭和40年代に古窯の一大ブームが起こった時の中心にあり、いまも古美術好きを魅了する信楽の魅力に迫ります。