目の眼7月号 北欧のうつわ 発売中 目の眼7月号特集は北欧のうつわです。古美術の雑誌で北欧のうつわ? 北欧で陶芸制作が興隆を見るのは1900年初頭から1950年代頃。 わずか50年100年ほど前のことです。 北欧の陶芸家は日本や中国、朝鮮の陶磁器に興味を抱いて熱心に研究、自分の作品へと取り込みました。 そのうつわに注目し、北欧のデザインを評価して、昭和初めに実際に見に行った人物がいました。 民藝を提唱した柳宗悦と濱田庄司でした。 意外にも北欧と日本の陶芸は古くから繋がっていたのです。 北欧の作品は古美術とはいえないものですが、 そこにはいいものを生み出したいという作家のこころが形と なったうつわが存在しています。 目の眼としては異例の新しい「古美術」ですが、北欧と日本との繋がり、 古美術に通じる形、精神を感じ取っていただけたら幸いです。 RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼 電子増刊第7号 西洋骨董のある暮らし〜異国生まれの骨董しつらい デジタル月額読み放題サービス 特集「西洋骨董のある暮らし〜異国生まれの骨董しつらい」 日本では昔から外国産の文物をうまく取り合わせることが骨董あそびの極意とされています。今号は西洋をはじめとする異国生まれのアンティークをいまの私たちの暮らしに取り入れたしつらいやスタイル、うつわの使い方や遊び方のコツをプロの方々に教えてもらいました。 試し読み 購入する 読み放題始める POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 世界の古いものを訪ねて#11 ロンドンのクリスマスより。戦後から続く街で一番控えめなツリー 山田ルーナHistory & Culture | 歴史・文化 展覧会情報 装い新たに 荏原 畠山美術館として開館 History & Culture | 歴史・文化 東京アート アンティーク レポート#2 いざ美術店へ |「美術解説するぞー」と行く! 鑑賞ツアー レポート Others | そのほか 東京アート アンティーク レポート #1 3人のアーティストが美術・工芸の継承と発展を語らう Others | そのほか 人材育成プロジェクト|東京美術倶楽部 千年の技と美意識を世界へ、KOGEIアート・プロデューサー育成始動 Others | そのほか 大豆と暮らす#2 うなぎもどき|日本人と大豆の長い付き合いが生んだ「もどき料理」 稲村香菜Others | そのほか 企画展紹介|ザ・プリマ・アートセンター(韓国) ソウルに新たな美術館 誕生 THE PRIMA ART CENTER Ceramics | やきもの 展覧会紹介|根津美術館 焼き締め陶の魅力を一堂に Ceramics | やきもの 札のなかの万葉 百人一首と歌留多のこころ History & Culture | 歴史・文化 辻村史朗(陶芸家)・永松仁美(昂KYOTO) 辻村史朗さんに “酒場”で 学ぶ 名碗の勘どころ「黒茶碗の魅力」 Vassels | うつわ 展覧会紹介|五島美術館 愛しの青 五島美術館で古染付・祥瑞をみる Ceramics | やきもの 美術史の大家、100歳を祝う 日本美術史家・村瀬実恵子氏日本美術研究の発展に尽くした60年 People & Collections | 人・コレクション