目の眼7月号 北欧のうつわ 発売中

目の眼7月号特集は北欧のうつわです。古美術の雑誌で北欧のうつわ? 
北欧で陶芸制作が興隆を見るのは1900年初頭から1950年代頃。
わずか50年100年ほど前のことです。
北欧の陶芸家は日本や中国、朝鮮の陶磁器に興味を抱いて熱心に研究、自分の作品へと取り込みました。
そのうつわに注目し、北欧のデザインを評価して、昭和初めに実際に見に行った人物がいました。
民藝を提唱した柳宗悦と濱田庄司でした。
意外にも北欧と日本の陶芸は古くから繋がっていたのです。
北欧の作品は古美術とはいえないものですが、
そこにはいいものを生み出したいという作家のこころが形と
なったうつわが存在しています。
目の眼としては異例の新しい「古美術」ですが、北欧と日本との繋がり、
古美術に通じる形、精神を感じ取っていただけたら幸いです。
ひょうしみほん

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見立てて楽しむ万能のうつわ

塩笥(しおげ)とは朝鮮半島において日常的に使用されていた小壺のこと。 花の蕾のように胴が膨らみ、口縁がすぼんで先端が端反りにひらく姿が特徴で、主に塩や醬などの調味料の容器として用いられていたという。やがて日本に伝わり雑器としてさまざまな用途に使われたが、サイズが手頃で景色や姿の良いものは茶碗として採り上げられ、また近年は酒器としても注目されています。これまで〝壺〞として認識されてきた塩笥の、見立てを誘う魅力を優品とともに紹介したいと思います。

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