「目の眼」11月号”刀剣を鑑る”本日発売! 【2021年10月15日発売】 古美術・骨董月刊誌「目の眼」11月号 特集「刀剣を鑑る 特別重要刀剣とはなにか」 ◇全ページ無料公開中 https://members.menomeonline.com/books/397 ※緊急事態宣言の再発令に伴い、本号に掲載している企画展やイベントが延期・中止となっている場合があります。必ず事前に各会場・店舗のHPやSNSページをご確認の上お出かけください。改めて開催される可能性もありますので、その際は目の眼でもお知らせしていく予定です。 ◆特集「刀剣を鑑(み)る 特別重要刀剣とはなにか」 平安時代末より1000年の歴史を伝える日本刀。中世〜近代にいたるまで、動乱の時代が終わるたびに刀剣の再評価がおこなわれ、そのときどきの権力者に名刀が受け継がれていきました。 日本人は、常に刀剣を鑑定し続けてきたともいえます。現在国宝や重要文化財に指定されている刀剣の多くは、そうした伝統的な評価を下地としながら、刀剣自体の美しさだけでなく、それに付随した物語や、誰が造り、持っていたかという伝来も重視されています。 今号の特集で紹介する「特別重要刀剣」は、国の指定する国宝や重文とは別の枠組みではありますが、将来、重要文化財になり得る名品を見出そうとする熱意を持ってはじめられた鑑定制度です。 今回は「特別重要刀剣」制度の50周年を記念した展覧会を中心に、権威の象徴として、さらにはご神体として、また鑑賞に値する美術工芸品としての見所をたっぷりと紹介しています。 重要文化財に準ずる、と規定されている特別重要刀剣ですが、刀剣研究において新発見・新知見のカギとなる貴重で個性的な作が多く、すでに重要文化財に匹敵するような名品も存在しています。個人蔵が多く、なかなか直に目にすることの出来ない名刀にふれていただくきっかけになれば幸いです。 販売価格:1320円(税込) ご購入はこちらから その他お近くの書店、ネット書店でお買い求めいただけます。 【特別価格】 定期購読 ¥10,000/年間(12冊) https://menomeonline.sakura.ne.jp/menome/blog/2020/01/15/2493/ そのほかバックナンバーも充実しています。酒器・浮世絵・仏像・勾玉etc. https://menomeonline.sakura.ne.jp/menome/about/backnumber_all/ RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼2025年2・3月号No.579 織部のカタチ アバンギャルドな粋 戦国時代に一世を風靡した織部焼。歴史上に生きた人物を後年に名に冠した珍しいやきものです。 大胆な造形と革新的なデザインは多くの人々を魅了し、日本人の美意識を中世から近世へとシフトアップさせました。それから400年、令和の時代となっても織部焼は高い人気を誇っています。今回は伝世の茶道具からうつわ、陶片にいたるまで、多彩な展開を見せた織部を現代に継承し、使いこなす愉しみを紹介します。 試し読み 購入する POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 展覧会紹介 東博・大覚寺展 平安の五大明王と源氏の名刀 Religious Arts | 宗教美術 連載|辻村史朗(陶芸家)・永松仁美(昂 KYOTO店主) 辻村史朗さんに酒場で学ぶ 名碗の勘どころ「井戸茶碗」(前編) Ceramics | やきもの 源氏モノ語り 秘色青磁は日本に来たか Ceramics | やきもの スペシャル鼎談 これからの時代の文人茶 繭山龍泉堂 30年ぶりの煎茶会 龍泉文會レポート People & Collections | 人・コレクション リレー連載「美の仕事」|土井善晴 土井善晴さんが向き合う、桃山時代の茶道具 Ceramics | やきもの 連載|真繕美 唐津茶碗編 日本一と評される美術古陶磁復元師の妙技1 Ceramics | やきもの 根付 怪力乱神を語る 掌の〝吉祥〟を読み解く根付にこめられた想い Ornaments | 装飾・調度品 縄文アートプライベートコレクション いまに繋がる、縄文アートの美と技 Ceramics | やきもの ビンスキを語る ビンスキは どこからきたのか 〜その美意識の起源を辿る History & Culture | 歴史・文化 Book Review 会津に生きた陶芸家の作品世界 Others | そのほか 名碗を創造した茶人たち Vassels | うつわ 連載|美の仕事・茂木健一郎 テイヨウから、ウミガメに辿りついたこと(壺中居) Ceramics | やきもの