【11/15発売】目の眼12月号特集”松平不昧に愛された茶人 吉村観阿” 【2024年11月15日発売】 骨董 古美術月刊誌「目の眼」2024年12月号 特集 “松平不昧に愛された茶人 吉村観阿” ▷ 雑誌詳細はこちら(目の眼倶楽部オンラインストア) 江戸時代後期に茶道具の目利きとして活躍した 吉村観阿(1765〜1848)をご存知でしょうか。 観阿は、大名茶人として著名な松江藩七代目藩主松平(1751〜1818)に愛され、不昧の茶会に40回も参加しています。明治時代までは落語に登場したりと、有名な茶人でした。現在も茶人の間では、白醉庵と号した箱書や観阿が八十賀茶会にて知友に配ったという桃蒔絵細棗(原羊遊斎作)で知られています。しかし一般には忘れられた存在と言っていいでしょう。 今年、観阿の生誕260年を機に、観阿が愛蔵した高麗雨漏茶碗(福岡市美術館蔵。松永コレクション)を所有する福岡市美術館が初の吉村観阿展を開催します。今回の特集では、白醉庵を研究し、展覧会を監修されている宮武慶之さんの全面協力のもと、松平不昧、吉村観阿らが「観じた」美を見ていきます。 販売価格:2,200円(税別) ご購入はこちらから その他お近くの書店、ネット書店でお買い求めいただけます。 RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼 電子増刊第4号(2025.6月) 林屋亀次郎の眼 デジタル月額読み放題サービス 今特集は、書籍「林屋亀次郎の眼」(2025年6月発行)の見どころを紹介。昭和初期の実業家・林屋亀次郎の人物像や、コレクションのなかから名品をセレクトして茶道具の必須アイテムを初めての方にもわかりやすく解説しています。茶道具の来歴や人となりを知ることで、コレクションへの理解が深まるきっかけになればと思います。 また今回から「シリーズ連載 目の眼的骨董遊学」と題し、各地の骨董街とそこに佇む古美術店を訪ねるレポート記事を紹介していきます。今回はそのスタートとして上野・湯島・本郷にスポットをあてていきます。 試し読み 購入する POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 美術史の大家、100歳を祝う 日本美術史家・村瀬実恵子氏日本美術研究の発展に尽くした60年 People & Collections | 人・コレクション 骨董の多い料理店 進化しつづける「獨歩」の料理と織部の競演 Ceramics | やきもの 源氏モノ語り 秘色青磁は日本に来たか Ceramics | やきもの リレー連載「美の仕事」|澤田瞳子 澤田瞳子さんが選んだ古伊万里 Ceramics | やきもの TSUNAGU東美プロデュース 古美術商が語る 酒器との付き合い方 Vassels | うつわ 東西 美の出会い 日本・オーストリア文化交流の先駆け|ウィーン万国博覧会 History & Culture | 歴史・文化 正宗の風 相州伝のはじまり “用と美”の革新、名刀匠正宗の後継者・正宗十哲が繋ぐ相州伝 Armors & Swords | 武具・刀剣 展覧会レポート|大英博物館「広重展」 名所絵を超えた“視点の芸術”が、いま問いかけるもの Calligraphy & Paintings | 書画 骨董ことはじめ⑥ 骨董ビギナー体験記|はじめて骨董のうつわを買う Others | そのほか 骨董ことはじめ⑧ 昭和100年のいまこそ! 大正〜昭和の工芸に注目 Others | そのほか 展覧会情報|大英博物館 ロンドン・大英博物館で初の広重展。代表作「東海道五十三次」など Calligraphy & Paintings | 書画 昭和時代の鑑賞陶磁ブーム 新たなジャンルを作った愛陶家たち People & Collections | 人・コレクション