発売中 目の眼8/9月号|古美術をまもる、愛でる 2025/7/15発売 日本は四季があり、寒暖の差が大きい気候の地。湿気も高く、地震も多くあります。古美術品や掛け物を飾ったままにせずに箱に仕舞う習慣が生まれたのは、こうした日本の風土から生まれたものかもしれませんが、それを実用だけではない文化にまで昇華させているのが他国と異なる特徴かと思います。 『目の眼』2025年8/9月号は、数寄者の愛好や職人の技による“古美術をまもる、愛でる”心から生まれた箱や台に注目し、受け継がれてきた美術品とあわせて特集しています。 2つの小特集も掲載。 一つは、正木美術館で開催された一茶庵宗家による文人煎茶の会「文會」をレポートしています。 もう一つは、新刊「白磁壺頌」の発売を記念し、田代裕一朗さんに朝鮮白磁が鑑賞できる韓国のおすすめ美術館や骨董スポットをご紹介いただきました。 【2025年7月15日発売】 骨董 古美術雑誌『目の眼』8・9月号 特集 古美術をまもる、愛でる 箱と台 *詳細やご購入は、こちらから RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼 電子増刊第5号 陶片 かけらのたのしみ デジタル月額読み放題サービス 今特集は、陶片のたのしみについて特集。 陶片とは読んで字の如く土器や陶磁器などやきものの欠片(かけら)です。釉薬を施され高熱で焼成されたやきものは、汚れにも腐食にも強くその美しさを長い年月保ちますが、何らかの理由によって破損してしまうと塵芥(ごみ)として廃棄されてしまう運命にあります。 ところがそれでも美しさの面影を残した欠片は好事家に拾われ、愛でられて、大切に伝えられてきました。今回はそんな儚くもたのしい陶片の魅力を紹介します。 試し読み 購入する 読み放題始める POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 ビンスキを語る ビンスキは どこからきたのか 〜その美意識の起源を辿る History & Culture | 歴史・文化 企画展紹介|銀座 蔦屋書店 日本刀・根付売場 春画と根付の世界をたのしむ Ornaments | 装飾・調度品 東京アート アンティーク レポート#2 いざ美術店へ |「美術解説するぞー」と行く! 鑑賞ツアー レポート Others | そのほか 骨董・古美術品との豊かなつきあい方① 自分だけのコレクション、骨董品との出会い方「蒐活」編 Others | そのほか トピックス|刀剣文化の応援はじまる 「刀剣乱舞」の生みの親 ニトロプラスが刀剣文化の調査・研究に助成 Armors & Swords | 武具・刀剣 世界の古いものを訪ねて#1 ジュドバル広場の蚤の市|ベルギー・ブリュッセル 山田ルーナOthers | そのほか 世界の古いものを訪ねて#3 ケルン大聖堂 響きあう過去と現在 ー 632年の時を超え、未来へ続く祈りの建築 山田ルーナHistory & Culture | 歴史・文化 「美の仕事」特別編 池坊専宗 中国陶磁の色彩にあそぶ Ceramics | やきもの 古美術をまもる、愛でる 生糸染めから手機織りで受け継がれる、真田紐師 江南の唯一無二 Others | そのほか 新しい年の李朝 李朝の正月 青柳恵介 青柳恵介People & Collections | 人・コレクション 煎茶と煎茶道 日本人を魅了した煎茶の風儀とは? History & Culture | 歴史・文化 骨董の多い料理店 進化しつづける「獨歩」の料理と織部の競演 Ceramics | やきもの