ほっとけない仏たち 大屋孝雄写真展 開催中!

目の眼の人気連載、「ほっとけない仏たち」の撮影をして頂いている大屋孝雄さんが、
写真展を東京・馬喰町にあるギャラリー+ダイナー「馬喰町アート・イート」で開催中です。
展覧会では、「ほっとけない」美しい仏たちがさらに迫力ある大パネルで鑑賞できます。
また、誌上に掲載したものとは別アングルの写真も出展され、
誌面と併せて、いろいろな仏さまと出会えます。
写真展は24日まで開催中。
●馬喰町ART+ERT
所在地 :東京都千代田区東神田1-2-1 アガタ竹澤ビル202
開館時間 :12時~19時(最終日は17時まで)
休廊日 :4/22(月)
問合せ :03-6413-8049
アクセス :JR「馬喰町」駅西口2番出口より徒歩2分/
     都営新宿線「馬喰横山」駅A1出口より徒歩5分
大屋写真展01

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六古窯のなかでも好む人が多い信楽(しがらき)。他の古窯よりやや遅い鎌倉時代に生まれたとされ、壺や甕、鉢を生産していましたが、15世紀後半に茶の湯の道具として重宝されるようになります。釉薬をかけず、素地を高温で焼く「焼締」の陶器で、赤褐色の火色や焼成された際にできる自然釉の流れ、石ハゼ、焦げなどの見どころが多く、均等ではないスタイルは茶人たちの「侘数奇」の美に通じ、多くの文化人に好まれました。昭和40年代に古窯の一大ブームが起こった時の中心にあり、いまも古美術好きを魅了する信楽の魅力に迫ります。