増補版 葛飾北斎「冨嶽三十六景」を読む はじめに 山下白雨 夕立の不二(富嶽百景・二編) 凱風快晴 神奈川沖浪裏 諸人登山 不二の室(富嶽百景・三編) 東海道江尻田子の浦略図 東海道金谷の不二 駿州片倉茶園の不二 甲州三坂水面 青山円座の松 隠田の水車 雲帯の不二(富嶽百景・初編) 礫川雪の旦 下目黒 東都駿台 水道橋の不二(富嶽百景・三編) 武陽佃島 深川万年橋下 本所立川 御厩川岸より両国橋夕陽見 武蔵野の不二(富嶽百景・三編) 五百らかん寺さざえ堂 福禄寿(富嶽百景・三編) 隅田川関屋の里 雲帯の不二(富嶽百景・初編) 従千住花街眺望の不二 霧中の不二(富嶽百景・初編) 武州千住 嶋田の鼻・夕陽の不二(富嶽百景・二編) 駿州大野新田 駿州江尻 遠江山中 甲州犬目峠 甲州伊沢焼 甲州石班澤 宝永山出現 其の二(富嶽百景・初編) 身延川裏不二 阿須見村の不二(富嶽百景・三編) 甲州三嶌越 東海道品川御殿山の不二 東海道程ヶ谷 武州玉川 登戸浦 上総の海路 常州牛堀 相州七里濱 相州江の島 相州仲原 相州梅澤左 相州箱根湖水 東海道吉田 見切りの不二(富嶽百景・三編) 尾州不二見原 信州諏訪湖 江都駿河町三井見世略図 郭公の不二(富嶽百景・三編) 江戸日本橋 RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼2024年9月号 No.576 信楽の佇まい 土味と釉流しの色香 六古窯のなかでも好む人が多い信楽(しがらき)。他の古窯よりやや遅い鎌倉時代に生まれたとされ、壺や甕、鉢を生産していましたが、15世紀後半に茶の湯の道具として重宝されるようになります。釉薬をかけず、素地を高温で焼く「焼締」の陶器で、赤褐色の火色や焼成された際にできる自然釉の流れ、石ハゼ、焦げなどの見どころが多く、均等ではないスタイルは茶人たちの「侘数奇」の美に通じ、多くの文化人に好まれました。昭和40年代に古窯の一大ブームが起こった時の中心にあり、いまも古美術好きを魅了する信楽の魅力に迫ります。 試し読み 購入する POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 正宗の風 相州伝のはじまり “用と美”の革新、名刀匠正宗の後継者・正宗十哲が繋ぐ相州伝 Armors & Swords | 武具・刀剣 眼の革新 時代を生きたコレクターたち People & Collections | 人・コレクション 茶の湯にも取り入れられた欧州陶磁器 阿蘭陀と京阿蘭陀 Ceramics | やきもの ビンスキを語る ビンスキは どこからきたのか 〜その美意識の起源を辿る History & Culture | 歴史・文化 書の宝庫 日本 人の心を映す日本の書 Calligraphy & Paintings | 書画 白磁の源泉 中国陶磁の究極形 白磁の歴史(1) Ceramics | やきもの 煎茶と煎茶道 日本人を魅了した煎茶の風儀とは? History & Culture | 歴史・文化 小さな煎茶会であそぶ 自分で愉しむために茶を淹れる History & Culture | 歴史・文化 連載|真繕美 唐津の肌をつくるー唐津茶碗編 最終回 Ceramics | やきもの 稀代の美術商 戸田鍾之助を偲ぶ People & Collections | 人・コレクション 展覧会情報 今秋、約50年ぶりのはにわ展/東京国立博物館 Ceramics | やきもの 縄文アートプライベートコレクション いまに繋がる、縄文アートの美と技 Ceramics | やきもの