お茶つながりがおもしろい

「お茶つながりがおもしろい vol.7『シルエットに魅せられて』

大日本茶道学会茶道の保存・伝承に努める三徳庵が主催し、各界のプロフェッショナルをゲストに日本文化の価値観を美意識を再発見していくトークショーイベント。第7回は、「日本刀と茶道の共通点」というちょっと意外な面白いテーマ。ご興味ある方は参加してみてはいかがでしょうか。
三徳庵理事長・大日本茶道学会副会長の田中仙堂氏と、刀匠の宮入小左衛門行平氏が対談します。

8月27日(土)14時開演(13時30分開場)
東京・千代田区 日経ホール
東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル3F
入場料4.320円(当日4860円)
前売・お申込み 03-5379-0753(三徳庵)
http://www.santokuan.or.jp

RELATED ISSUE

関連書籍

目の眼2024年9月号 No.576

信楽の佇まい

土味と釉流しの色香

六古窯のなかでも好む人が多い信楽(しがらき)。他の古窯よりやや遅い鎌倉時代に生まれたとされ、壺や甕、鉢を生産していましたが、15世紀後半に茶の湯の道具として重宝されるようになります。釉薬をかけず、素地を高温で焼く「焼締」の陶器で、赤褐色の火色や焼成された際にできる自然釉の流れ、石ハゼ、焦げなどの見どころが多く、均等ではないスタイルは茶人たちの「侘数奇」の美に通じ、多くの文化人に好まれました。昭和40年代に古窯の一大ブームが起こった時の中心にあり、いまも古美術好きを魅了する信楽の魅力に迫ります。