京都の廣誠院にて「澤 清嗣」 展が開催中です 陶器と花と建築のコラボレーション 京都ホテルオークラの東側にある廣誠院で陶芸家・澤清嗣さんの展覧会が始まりました。澤さんは信楽の陶芸家で、手捻りの力強い作風で知られています。花は目の眼に連載中の藤田修作さん。また、会場である廣誠院はもと長州藩邸があったところで、明治の実業家、廣瀬満正が別邸として整備。特に庭園は深山の風情をみせる名庭として知られています。今回は庭園に臨む書院などを使った、京都らしいたたずまいの展覧会。個性あふれる陶器と花、そして建物や庭が織りなす景色が魅力です。展覧会は5月25日から27日(日)までの3日間限定で催されます。 会場 廣誠院 京都市中京区一之船入町 河原町通り二条下ル東入ル一之船入町538 地下鉄京都市役所前駅2番出口から徒歩3分 会期 5/25(金)〜5/27〈日) 10時30分〜18時 問合せ 泰山堂 電話075-213-0355 RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼2025年12月号・2026年1月号No.584 廣田不孤斎の時代 新しい美の発見者 廣田松繁(不孤斎 1897 〜1973)は、東京・日本橋に西山保(南天子)とともに壺中居を創業し、国際的評価の高い鑑賞陶磁の名店に育てました。今号は小説家の澤田瞳子さんをはじめ、不孤斎本人を知る関係者の方々を取材。旧蔵品や資料から、不孤斎が見出した美を特集します。 そのほか宮武慶之さんと陶芸家の細川護熙さんの対談や、デザイナーのNIGO®さん、起業家の伊藤穰一さんへのインタビューなど、現代数寄者やクリエイターの方たちを紹介します。 試し読み 購入する 読み放題始める POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 私家本拝見① |「島桑 江戸指物の世界」 受け継がれる美意識、指物師の魂が宿る「島桑」の美術工芸品をまとめた1冊 Ornaments | 装飾・調度品 展覧会紹介|神奈川県立金沢文庫 金沢八景みほとけ巡礼、鎌倉・金沢の仏像ルーツを観る展覧会 Religious Arts | 宗教美術 展覧会レポート|大英博物館「広重展」 名所絵を超えた“視点の芸術”が、いま問いかけるもの 山田ルーナCalligraphy & Paintings | 書画 昭和時代の鑑賞陶磁ブーム 新たなジャンルを作った愛陶家たち People & Collections | 人・コレクション 白磁の源泉 中国陶磁の究極形 白磁の歴史(2) 新井崇之Ceramics | やきもの 展覧会情報|大英博物館 ロンドン・大英博物館で初の広重展。代表作「東海道五十三次」など 山田ルーナCalligraphy & Paintings | 書画 羽田美智子さんと巡る、京都の茶道具屋紹介 茶道具屋さんへ行こう Vassels | うつわ 小さな煎茶会であそぶ 自分で愉しむために茶を淹れる 佃梓央前﨑信也History & Culture | 歴史・文化 目の眼4・5月号特集「浮世絵と蔦重」関連 目の眼 おすすめバックナンバー 1994年9月号「写楽二〇〇年」 Calligraphy & Paintings | 書画 骨董ことはじめ⑥ 骨董ビギナー体験記|はじめて骨董のうつわを買う Others | そのほか 眼の革新 大正時代の朝鮮陶磁ブーム 李朝陶磁を愛した赤星五郎 History & Culture | 歴史・文化 Book Review 会津に生きた陶芸家の作品世界 Others | そのほか