「目の眼」6月号 “小壺を慈しむ”本日発売!

【2021年5月17日発売】

古美術・骨董月刊誌「目の眼」6月号
特集「小さな壺を慈しむ 蹲、お歯黒壺、六古窯」


※緊急事態宣言の延長に伴い、本号に掲載している企画展やイベントが延期・中止となっている場合があります。必ず事前に各会場・店舗のHPやSNSページをご確認の上お出かけください。改めて開催される可能性もありますので、その際は目の眼でもお知らせしていく予定です。

202104.535
六古窯(ろっこよう)と称される常滑・信楽・瀬戸・丹波・備前・越前の古窯を中心に小壺の魅力を紹介します。
古窯では壺、甕(かめ)、摺鉢(すりばち)が生活道具の“三種の神器“として作られていましたが、美への作為がないだけに、自然の花や草木がよく映え、うつわの表情もいきいきとします。小壺には大きな壺にはない愛らしさがあり、蹲(うずくまる)、お歯黒壺は小壺ならではの味わいが楽しめます。
 
土鍋で知られる圡楽窯・福森雅武さん、自然の姿で花を生ける「なげいれ」の横川志步さんをはじめとして、各取材先で小壺に花を生けて頂き、色彩にあふれた特集になりました。

 

**************************************************************************
【緊急事態宣言延長に伴うイベント中止・延期情報】(5/17時点)
・日本民藝館:「日本民藝館改修記念 名品展Ⅰ」→開館・開催中
・BANKO artchive design museum:「白い茶碗」→開館・開催中

・東京国立博物館:特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」→休館・再開未定
 https://chojugiga2020.exhibit.jp/
・刀剣博物館:「刀剣リターンズ展」→休館・再開未定
 https://www.touken.or.jp/museum/
・永青文庫:「心のふるさと良寛Ⅱ」→休館・再開未定
 https://www.eiseibunko.com/
・大阪市立東洋陶磁美術館:「黒田泰蔵展」→休館・再開未定
 https://www.moco.or.jp/

・道具屋めいてい研究所こっとう市:8/21(土)〜22(日)に延期

壺中居:「三宅一樹 木彫刻展 ”聖櫃”」
 →会期日程変更、6/22(火)〜7/2(金) 11:00〜17:00 ※会期中無休
祥雲:「企画展 花」→5/31まで休業・企画展見合わせ
しぶや黒田陶苑:「曜変天目 瀬戸毅己展」→営業・5/21(金)〜25(火)開催
潮音堂:「仏教絵画と古写経」→開催延期、6/3(木)〜6(日) 店内2組まで 予約優先
art stage OSAKA 2021→開催中止
**************************************************************************

 

販売価格:1320円(税込)
ご購入はこちらから
その他お近くの書店、ネット書店でお買い求めいただけます。

【特別価格】
定期購読 ¥10,000/年間(12冊)
https://menomeonline.sakura.ne.jp/menome/blog/2020/01/15/2493/

そのほかバックナンバーも充実しています。酒器・浮世絵・仏像・勾玉etc.
https://menomeonline.sakura.ne.jp/menome/about/backnumber_all/

RELATED ISSUE

関連書籍

目の眼2024年5月号 No.572

春の鑑賞陶磁入門

奥田誠一と目利きたちの時代

古美術の世界にはいくつかのジャンルがあるが、なかでも大きな位置を占めるのが、鑑賞陶磁という世界。「鑑賞する陶磁」とはいかなる意味なのか。いつ誰がどのようにしていいが始めたのか。この春リニューアルオープンを迎えた大阪市立東洋陶磁美術館と90周年を迎えた白鶴美術館のコレクションを併せ見つつ、あらためて鑑賞陶磁という世界の成り立ちを振り返ります。