新刊発売 平地茂雄著「鐔+小柄 目貫 笄 緑頭 私のコレクションⅡ」

【2022年6月22日発売】

平地茂雄著 「鐔+小柄 目貫 笄 緑頭 私のコレクションⅡ」 
 

topics_gazou202207

◆「ポケットにおさまる芸術」日本刀の世界を知るガイドブック
世界から注目される日本美の結晶、日本刀。その刀身は実に美しいものですが、そのままでは使えません。 
抜き差しを容易にし、刀のバランスを調整する鐔をはじめ、刀剣やその持ち主のメンテナンスにも用いられる小束と笄、持ち手をフィットさせるための目貫や縁頭といったパーツを装着することによって初めて腰に差し、振るうことができるのです。もちろん名刀には最高級の素材と職人技で作られたパーツが製作されます。その総称を刀装具、または小道具といって、愛刀家たちの間でコレクションアイテムとなっています。
 
本書は、そんな刀装具に魅了されたコレクターが人生をかけて集めた優品約200 点が網羅され、わかりやすく解説。「ポケットにおさまる芸術」日本刀の世界を知るガイドブックとしても必携です。
 
 
販売価格:4,950円(税込)
ご購入はこちらから
その他お近くの書店、ネット書店でもお買い求めいただけます。

RELATED ISSUE

関連書籍

目の眼2024年5月号 No.572

春の鑑賞陶磁入門

奥田誠一と目利きたちの時代

古美術の世界にはいくつかのジャンルがあるが、なかでも大きな位置を占めるのが、鑑賞陶磁という世界。「鑑賞する陶磁」とはいかなる意味なのか。いつ誰がどのようにしていいが始めたのか。この春リニューアルオープンを迎えた大阪市立東洋陶磁美術館と90周年を迎えた白鶴美術館のコレクションを併せ見つつ、あらためて鑑賞陶磁という世界の成り立ちを振り返ります。