2021年1月号 No.532

愛でたき古九谷 

工芸の国がつなぐやきもの

2020年12月15日 発売

定価 1,320円(税込)

今月の特集は、新年号にふさわしく明るく力強いやきもの「古九谷」。江戸時代前期につくられた色絵磁器で有田産、九谷産の説がありますが、今も石川県が九谷焼として継承しています。荒川正明さん(学習院大学)や唐澤昌宏さん(国立工芸館館長)へのインタビュー、森由美さん(陶磁研究家)のエッセイに加え、コレクターや美術館、古美術商の逸品を訪ね、活躍中の現代作家にもフォーカスしながら、古九谷の魅力と加賀の工芸をつなぐ力に迫ります。

MENOME CHANNEL

特集  Special Feature

愛でたき古九谷 工芸の国がつなぐやきもの

古九谷の魅力は不変です インタビュー 荒川正明 

古九谷を愛した近代人

硲伊之助  マティスと古九谷に魅せられた画家

戸栗コレクションと古九谷 森 由美

コレクター愛蔵   古九谷コレクション 国立工芸館、金沢へ 唐澤昌宏館長インタビュー

工芸の国、石川 伝統が育んだ作家たち

四代 德田八十吉/梅山窯 三代 中村卓夫/陶磁器絵付師 竹内瑠璃/寒雉庵 十四代 宮﨑寒雉/雲龍庵 北村辰夫

石川の古九谷を訪ねて 必見美術館 

石川県立美術館/金沢市立中村記念美術館/石川県九谷焼美術館/能美市九谷焼美術館

古九谷を愛でる古美術店 神通静玩堂/瀧川峰晴堂/谷庄/石黒商店

 

連載 

剛力彩芽の美のてほどき 仕立てのお仕事(後編) ゑり善

七つの海を渡る中国陶磁 明代の正徳官窯に見る回教文化 (上) 金 立言

座右のかたちⅡ セピアのカリグラフィー 内田鋼一

京都迷店案内 昂KYOTO 上野昌人

眼の哲学 青山二郎の言葉 森 孝一

ほっとけない仏たち 群馬山王廃寺出土の塑像群 (前橋市) 青木 淳

舞台裏の辰星たち 瀧川峰晴堂 瀧川明行 平野龍一

日本刀 五ヶ伝の旅 備前伝  長船景光 田野邉道宏

美の仕事 古美術 西川 秋川雅史

 

collecteurs asile

コラムでつなぐ蒐集の世界
私的骨董史 勝見充男
車     武田公実
ジュエリー 有川一三
大英博物館 矢野明子

 

Topics & Report

日本刀[ミュージアム都留]

日本刀オモテとウラの世界[刀剣博物館]

新春の展覧会情報

2020海外オークション

京ノ花合せ(京都花めぐり編)
古美術いもと/藤田修作

 

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