目の眼2023年8月号 No.563

猪口とそばちょこ

骨董で呑むたのしむ

2023年07月14日 発売

定価 1,650円(税込)

数多ある骨董のなかでも初心者からベテランコレクターまで、一度は手にしたことがある猪口といううつわ。なかでもそば猪口は、コレクターズアイテムとして大ブームとなり、さまざまな図録や解説書が出版され、老若男女問わずたくさんのコレクションが築かれました。あれから数十年、いままた若い世代が新しい感覚で猪口に注目し始めています。一旦はやりつくされた感のある猪口の魅力やコレクションを紹介し、あらためて猪口といううつわの楽しみ方を紹介します。

MENOME CHANNEL

特集 Special Feature

猪口とそばちょこ 新たなブームの胎動
不思議に満ちたそばちょこを追って砂の器
そばちょこインフルエンサー
「 越前屋平太」コレクション 大岡公平
人気古美術店イチオシ猪口めぐり
使って楽しむ多彩な猪口 古美術 三樹
柔らかく陰影を映す猪口 本田
中国陶磁にも劣らぬ絵付けの底力をみる 井上オリエンタルアート 日本橋
知られざる地方窯に楽しい猪口あります 白鷺洞
猪口の果てを見極めたい 古美術28

 

コラム
雪山酔夢     近衞忠大
骨董片々録    勝見充男
京都女子ログ   永松仁美
Vintage Furniture 大塚久美子

 

連載
佳風亭自酌録 酒器と酒と肴 潮田洋一郎
菓子皿考 内田風知
ほっとけない仏たち 奈良法華寺の仏頭(奈良市) 青木 淳
美術史家むかし語り( 8)
淡水の交わり  日本美術の功労者たち 村瀬実恵子/西田宏子
舞台裏の辰星たち 丸市美術/瀧北守男 平野龍一
日本刀 五ヶ伝の旅 古備前吉包・信房・景安 田野邉道宏
美の仕事  古美術あさひ/村治佳織

 

トピックス&レポート
東京アンティークフェア2023
歌麿と北斎 ―時代を作った浮世絵師― [岡田美術館]
古伊万里の「あを」 ―染付・瑠璃・青磁― [ 戸栗美術館]
中川 衛 美しき金工とデザイン [パナソニック汐留美術館]
北斎 大いなる山岳   [ すみだ北斎美術館]
虫めづる日本の人々   [サントリー美術館]
走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代  [京都国立近代美術館]
きれいな仏像 ゆかいな江戸仏   [上原美術館]

 

古美術イベント情報
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おおさか骨董 アンティークフェスタ/古美術愛好会/
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