この花28回 「皆さま、この花ご存じですか」は28回目。平江帯です。読めますか、ヒゴタイです。こちらから。 野辺の骨董、索引はこちらから。 RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼2024年9月号 No.576 信楽の佇まい 土味と釉流しの色香 六古窯のなかでも好む人が多い信楽(しがらき)。他の古窯よりやや遅い鎌倉時代に生まれたとされ、壺や甕、鉢を生産していましたが、15世紀後半に茶の湯の道具として重宝されるようになります。釉薬をかけず、素地を高温で焼く「焼締」の陶器で、赤褐色の火色や焼成された際にできる自然釉の流れ、石ハゼ、焦げなどの見どころが多く、均等ではないスタイルは茶人たちの「侘数奇」の美に通じ、多くの文化人に好まれました。昭和40年代に古窯の一大ブームが起こった時の中心にあり、いまも古美術好きを魅了する信楽の魅力に迫ります。 試し読み 購入する POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 古信楽にいける 花あわせ 横川志歩 Vassels | うつわ 縄文アートプライベートコレクション いまに繋がる、縄文アートの美と技 Ceramics | やきもの 美術史の大家、100歳を祝う 日本美術史家・村瀬実恵子氏日本美術研究の発展に尽くした60年 People & Collections | 人・コレクション 超 ! 日本刀入門Ⅱ|産地や時代がわかれば、刀の個性がわかります Armors & Swords | 武具・刀剣 眼の革新 鈍翁、耳庵が愛した小田原の風 People & Collections | 人・コレクション 連載|美の仕事・茂木健一郎 テイヨウから、ウミガメに辿りついたこと(壺中居) Ceramics | やきもの 骨董の多い料理店 目利きの京料理人|ごだん宮ざわ Vassels | うつわ 超! 日本刀入門Ⅰ|日本刀の種類について解説します Armors & Swords | 武具・刀剣 ビンスキを語る ビンスキは どこからきたのか 〜その美意識の起源を辿る History & Culture | 歴史・文化 眼の革新 時代を生きたコレクターたち People & Collections | 人・コレクション 昭和時代の鑑賞陶磁ブーム 新たなジャンルを作った愛陶家たち People & Collections | 人・コレクション 連載|真繕美 古唐津の枇杷色をつくる – 唐津茶碗編 2 Ceramics | やきもの