京都の廣誠院にて「澤 清嗣」 展が開催中です 陶器と花と建築のコラボレーション 京都ホテルオークラの東側にある廣誠院で陶芸家・澤清嗣さんの展覧会が始まりました。澤さんは信楽の陶芸家で、手捻りの力強い作風で知られています。花は目の眼に連載中の藤田修作さん。また、会場である廣誠院はもと長州藩邸があったところで、明治の実業家、廣瀬満正が別邸として整備。特に庭園は深山の風情をみせる名庭として知られています。今回は庭園に臨む書院などを使った、京都らしいたたずまいの展覧会。個性あふれる陶器と花、そして建物や庭が織りなす景色が魅力です。展覧会は5月25日から27日(日)までの3日間限定で催されます。 会場 廣誠院 京都市中京区一之船入町 河原町通り二条下ル東入ル一之船入町538 地下鉄京都市役所前駅2番出口から徒歩3分 会期 5/25(金)〜5/27〈日) 10時30分〜18時 問合せ 泰山堂 電話075-213-0355 RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼 電子増刊第6号 残欠 仏教美術のたからもの デジタル月額読み放題サービス 今特集では仏教美術の残欠を特集。 残欠という言葉は、骨董好きの間ではよく聞く言葉ですが、一般的にはあまり使われないと思います。ですが、骨董古美術には完品ではないものが多々あります。また、仏教美術ではとくに残欠という言葉が使われるようです。 「味わい深い、美しさがあるからこそ、残欠でも好き」、「残欠だから好き」 残欠という響きは実にしっくりくる、残ったものの姿を想像させます。そこで今回は、残った部分、残欠から想像される仏教美術のたからものをご紹介します。 試し読み 購入する 読み放題始める POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 トピックス|刀剣文化の応援はじまる 「刀剣乱舞」の生みの親 ニトロプラスが刀剣文化の調査・研究に助成 Armors & Swords | 武具・刀剣 目の眼4・5月号特集「浮世絵と蔦重」 東京国立博物館に蔦重の時代を観に行こう Calligraphy & Paintings | 書画 骨董ことはじめ④ “白”を愛した唐という時代 History & Culture | 歴史・文化 古美術をまもる、愛でる 生糸染めから手機織りで受け継がれる、真田紐師 江南の唯一無二 Others | そのほか 「美の仕事」特別編 池坊専宗 中国陶磁の色彩にあそぶ Ceramics | やきもの 世界の古いものを訪ねて#7 アラビア〈バレンシア〉の絵付けにみる、北欧デザインと生活。 山田ルーナVassels | うつわ 日本橋・京橋をあるく 特別座談会 骨董街のいまむかし People & Collections | 人・コレクション 眼の革新 大正時代の朝鮮陶磁ブーム 李朝陶磁を愛した赤星五郎 History & Culture | 歴史・文化 オークション情報|雅寳(GAVEL) 11/15、随代白磁碗6品が揃う稀少な中国美術オークションが大阪で開催 Others | そのほか 眼の革新 鈍翁、耳庵が愛した小田原の風 People & Collections | 人・コレクション 展覧会紹介|大阪市立美術館 特別展「NEGORO 根来−赤と黒のうるし」 熱量と刺激を感じる展示 白洲信哉 Vassels | うつわ 企画展紹介|ロンドンギャラリー六本木 仏教美術に触れる、金峯山遺物の粋を集めた展示会が開催 Religious Arts | 宗教美術