「目の眼」5月号訂正

目の眼5月号で間違いがありました。

P29 15行目 誤)文永の役(文永11年・1724) 正)文永の役(文永11年・1274)
P30 写真上 キャプション 誤)無学祖元木印80.0cm 正)無学祖元木印8.0cm
P36 誤)写真:雲華殿 正)写真:曇華殿
P132 京王百貨店新宿店 誤)松崎融 木漆展 正)松﨑融 木漆展

謹んでお詫びし訂正いたします。

RELATED ISSUE

関連書籍

目の眼2024年9月号 No.576

信楽の佇まい

土味と釉流しの色香

六古窯のなかでも好む人が多い信楽(しがらき)。他の古窯よりやや遅い鎌倉時代に生まれたとされ、壺や甕、鉢を生産していましたが、15世紀後半に茶の湯の道具として重宝されるようになります。釉薬をかけず、素地を高温で焼く「焼締」の陶器で、赤褐色の火色や焼成された際にできる自然釉の流れ、石ハゼ、焦げなどの見どころが多く、均等ではないスタイルは茶人たちの「侘数奇」の美に通じ、多くの文化人に好まれました。昭和40年代に古窯の一大ブームが起こった時の中心にあり、いまも古美術好きを魅了する信楽の魅力に迫ります。