夏の定番、東京アンティークフェアが7/11〜7/13に開催 催事情報|TOKYO ANTIQUE FAIR 2025 毎年恒例の東京アンティークフェア。今年は金曜から日曜の3日間。今年は全国から38軒の古美術商が出展する。 東京アンティークフェアは、ワンランク上の作品が出陳されるアンティークフェアとして定着しており、楽しみにされている方が多いだろう。古陶磁はもちろん、蒔絵などの漆器、古筆や書画、根付、オリエント美術など専門性の高いお店が多いのも特徴だ。なかでも、江戸明治の超絶技巧な工芸作品が多く出品される。 安藤緑山(萬象銘)象牙製 自在伊勢海老置物/横 約29cm 奥行 約16cm 高 約8cm[ART GALLERY 雅] 柿右衛門 色絵窓絵花文カップソーサー 江戸時代(17世紀末)/カップ 径7.7cm 高3.7cm ソーサー 径11.5cm[前坂晴天堂] 昨年は行列ができ、開場時間を前倒ししてオープンしたようなので、お目当てがある方は初日がおすすめだ。もちろん、いろいろ見たいという方は週末の土曜・日曜にゆっくり訪れるのもいいだろう。幅広いジャンルや時代の品物が並ぶ展示販売会なので、これから骨董・古美術品を集めようと思い始めている方も自分のコレクションを楽しんでいる方も、この3日間の買い物を存分に楽しんでいただきたい。 東京アンティークフェア2025(インスタグラム) 出展者リスト 東京アンティークフェア2025出展者リスト ***『目の眼』電子増刊4号に掲載(出展者広告より)*** 【電子増刊4号 広告】海老屋美術店(インスタグラム) 【電子増刊4号 広告掲載】初音美術(ウェブサイト) 『目の眼』2025年 電子増刊4号 Information 東京アンティークフェア 7/11金~13日10時〜17時(最終日は16時まで) 会場 東京美術倶楽部3階(入場料無料) 会期 7/11金~13日10時〜17時(最終日は16時まで) 住所 東京都港区新橋6-19-15 URL https://www.instagram.com/tokyoantiquefair/ TEL 03-6228-7474 RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼 電子増刊第4号(2025.6月) 林屋亀次郎の眼 デジタル月額読み放題サービス 今特集は、書籍「林屋亀次郎の眼」(2025年6月発行)の見どころを紹介。昭和初期の実業家・林屋亀次郎の人物像や、コレクションのなかから名品をセレクトして茶道具の必須アイテムを初めての方にもわかりやすく解説しています。茶道具の来歴や人となりを知ることで、コレクションへの理解が深まるきっかけになればと思います。 また今回から「シリーズ連載 目の眼的骨董遊学」と題し、各地の骨董街とそこに佇む古美術店を訪ねるレポート記事を紹介していきます。今回はそのスタートとして上野・湯島・本郷にスポットをあてていきます。 試し読み 雑誌/書籍を購入する POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 世界の古いものを訪ねて#1 ジュドバル広場の蚤の市|ベルギー・ブリュッセル Others | そのほか 連載|真繕美 古唐津の枇杷色をつくる – 唐津茶碗編 2 Ceramics | やきもの 展覧会紹介 世界有数の陶磁器専門美術館、愛知県陶磁美術館リニューアルオープン Ceramics | やきもの 小さな煎茶会であそぶ 自分で愉しむために茶を淹れる History & Culture | 歴史・文化 TSUNAGU東美プロデュース 古美術商が語る 酒器との付き合い方 Vassels | うつわ 白磁の源泉 中国陶磁の究極形 白磁の歴史(1) Ceramics | やきもの 映画レビュー 配信開始|骨董界の夢とリアルを描いた 映画『餓鬼が笑う』 Others | そのほか 縄文アートプライベートコレクション いまに繋がる、縄文アートの美と技 Ceramics | やきもの 東京アート アンティーク レポート #1 3人のアーティストが美術・工芸の継承と発展を語らう Others | そのほか 骨董・古美術品との豊かなつきあい方② 自分だけのコレクション、骨董品との別れ方「終活」編 Others | そのほか 小さな壺を慈しむ 圡楽窯・福森雅武小壺であそぶ Ceramics | やきもの 骨董ことはじめ⑤ 明治工芸という世界|清水三年坂美術館・村田理如コレクション People & Collections | 人・コレクション