Orient Occident(祥雲1F)にて「縄文・弥生・古墳時代」開催中 

銀座1丁目のOrient Occident(祥雲1F)にて土器、土偶、須恵器を中心に​石器、土器片、勾玉などを展示販売する「縄文・弥生・古墳時代」を開催中です。

 

 

■縄文・弥生・古墳時代
会期:2018年7月10日(火)―21日(土)※日・月・祝日休み
時間:11:00-18:00
会場:Orient Occident(東京都中央区銀座1-5-15 )
電話:03-6263 -2955

RELATED ISSUE

関連書籍

目の眼2024年9月号 No.576

信楽の佇まい

土味と釉流しの色香

六古窯のなかでも好む人が多い信楽(しがらき)。他の古窯よりやや遅い鎌倉時代に生まれたとされ、壺や甕、鉢を生産していましたが、15世紀後半に茶の湯の道具として重宝されるようになります。釉薬をかけず、素地を高温で焼く「焼締」の陶器で、赤褐色の火色や焼成された際にできる自然釉の流れ、石ハゼ、焦げなどの見どころが多く、均等ではないスタイルは茶人たちの「侘数奇」の美に通じ、多くの文化人に好まれました。昭和40年代に古窯の一大ブームが起こった時の中心にあり、いまも古美術好きを魅了する信楽の魅力に迫ります。