昭和初期の実業家・林屋亀次郎の眼|目の眼電子増刊4号特集 2025.6月15日配信&発売となる「目の眼」電子増刊4号は、昭和初期に日本の復興を支えた実業家であり政治家として活躍した林屋亀次郎を特集します。 林屋亀次郎の眼/『目の眼』電子増刊4号 林屋亀次郎は、昭和初期に実業家・政治家として活躍する一方、地元金沢の発展に尽くした文化人で、茶の湯をこよなく愛する数寄者でもありましたが、晩年、金沢に自身が創立した北陸大学に遺愛の茶道具を寄贈したことはあまり知られていません。 今年6月に刊行した書籍『林屋亀次郎の眼』は、名碗として名高い黄瀬戸茶碗「朝比奈」、唐津筒茶碗「ねのこ餅」などをおさめ、初めて林屋のコレクションの全貌を紹介した貴重な一冊となりました。 降矢哲男著「林屋亀次郎の眼」の詳細はこちら 今回の電子増刊号の特集では、林屋亀次郎の人物像に迫るほか、書籍に収めたコレクションのなかから茶道具の必須アイテムをセレクトし、初めての方にもわかりやすく一つ一つの茶道具の役割について解説しています。茶道具の来歴や人となりを知ることで、コレクションへの理解が深まるきっかけになればと思います。 林屋亀次郎旧宅 また、電子増刊号では今号から「シリーズ連載 目の眼的骨董遊学」と題し、各地の骨董街とそこに佇む古美術店を訪ねるレポート記事を紹介していきます。スタートは、東京の古い街並みを残す上野・湯島・本郷にスポットをあて、3軒の美術店を紹介しています。 骨董遊学「上野・湯島・本郷」/『目の眼』電子増刊4号 【2025年6月15日発売】 骨董 古美術雑誌『目の眼』電子増刊4号 特集 林屋亀次郎の眼/骨董遊学「上野・湯島・本郷」 *『目の眼』電子増刊4号の目次・詳細。 *『目の眼』電子増刊号は、「目の眼デジタル月額読み放題サービス」(月額880円)でご覧いただけます。 *Amazon kindle、hontoでもご購入いただけます。 RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼 電子増刊第4号(2025.6月) 林屋亀次郎の眼 デジタル月額読み放題サービス 今特集は、書籍「林屋亀次郎の眼」(2025年6月発行)の見どころを紹介。昭和初期の実業家・林屋亀次郎の人物像や、コレクションのなかから名品をセレクトして茶道具の必須アイテムを初めての方にもわかりやすく解説しています。茶道具の来歴や人となりを知ることで、コレクションへの理解が深まるきっかけになればと思います。 また今回から「シリーズ連載 目の眼的骨董遊学」と題し、各地の骨董街とそこに佇む古美術店を訪ねるレポート記事を紹介していきます。今回はそのスタートとして上野・湯島・本郷にスポットをあてていきます。 試し読み 雑誌/書籍を購入する 読み放題を始める POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 名碗を創造した茶人たち Vassels | うつわ 骨董ことはじめ⑩ 大河ドラマから知る、日本の歴史の奥深さ 稲村香菜Others | そのほか 骨董・古美術品との豊かなつきあい方① 自分だけのコレクション、骨董品との出会い方「蒐活」編 Others | そのほか 世界の古いものを訪ねて#8 2025秋のシャトゥ蚤の市。フランスの小さなカフェオレボウルと、見立ての旅。 山田ルーナOthers | そのほか 世界の古いものを訪ねて#3 ケルン大聖堂 響きあう過去と現在 ー 632年の時を超え、未来へ続く祈りの建築 山田ルーナHistory & Culture | 歴史・文化 東西 美の出会い 日本・オーストリア文化交流の先駆け|ウィーン万国博覧会 森本和夫History & Culture | 歴史・文化 阿蘭陀 魅力のキーワード 阿蘭陀の謎と魅力 Ceramics | やきもの 東洋美術コレクター 伊勢彦信氏 名品はいつも、 軽やかで新しい People & Collections | 人・コレクション 人材育成プロジェクト|東京美術倶楽部 千年の技と美意識を世界へ、KOGEIアート・プロデューサー育成始動 Others | そのほか コラム|大豆と暮らす#5 消えかかる台湾との縁。台湾で生まれた祖父と、日本で生きた曽祖父の物語 稲村香菜History & Culture | 歴史・文化 編集部レポート スキモノムスヒの会、待望の東京での茶事に初参加 Others | そのほか 連載|辻村史朗(陶芸家)・永松仁美(昂 KYOTO店主) 辻村史朗さんに”酒場”で学ぶ 名碗の勘どころ「井戸茶碗」(前編) Ceramics | やきもの