目の眼8月号訂正

【訂正】目の眼2016年8月号 
P123 山口県立萩美術館・浦上記念館
誤り☓「図変り」大皿の世界 伊万里染付の美 ~8/16
正 ◯ 最初の人間国宝 石黒宗麿のすべて 7/2~8/28 

今治市河野美術館
誤り☓ 山口県萩市平安古町586-1 TEL0838-24-2400
正 ◯  愛媛県今治市旭町1丁目4−8 TEL0898-23-3810

関係者の皆様には大変申し訳ございませんでした。お詫び申し上げます。

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六古窯のなかでも好む人が多い信楽(しがらき)。他の古窯よりやや遅い鎌倉時代に生まれたとされ、壺や甕、鉢を生産していましたが、15世紀後半に茶の湯の道具として重宝されるようになります。釉薬をかけず、素地を高温で焼く「焼締」の陶器で、赤褐色の火色や焼成された際にできる自然釉の流れ、石ハゼ、焦げなどの見どころが多く、均等ではないスタイルは茶人たちの「侘数奇」の美に通じ、多くの文化人に好まれました。昭和40年代に古窯の一大ブームが起こった時の中心にあり、いまも古美術好きを魅了する信楽の魅力に迫ります。