2018年12月号 No.507

ゆく酒器 くる酒器(SOLD OUT)

名品で呑む二つの忘年会

2018年11月15日 発売

定価 1,320円(税込)

平成最後の年は天変地異に悩まされた一年でした。せめて歳末はゆっくりと酒でも交わしながら、ゆく歳を送りたい、というわけで、酒器の特集をお贈りします。とくに今回は「ゆく酒器 くる酒器」と題して、鈍翁や耳庵はもちろん、近年惜しくも鬼籍に入られた往年の酒器コレクターの名品が新しい所有者のもとで愛用されている様子を取材するほか、新しい世代の愛好家たちが、いまどのような酒器を求めているのか、というテーマで座談会を開催。酒器が時代と世代を超えて愛されている、その魅力と理由をたっぷりと紹介します。

特集
ゆく酒器 くる酒器

一次会/亭主:勝見充男 達人たちとの酒器語り 旧蔵品を偲ぶ忘年会

 

等々力孝志コレクションの今

 

二次会/亭主:前澤友作 酒器初めの忘年会

 

年越しの酒器を探しに
万葉洞
利菴アーツコレクション
古美術 今出川
古美術 いもと

興福寺中金堂落慶法要
興福寺×藤田美術館
中金堂落慶 慶讃茶会

 

collecteurs asile
奈良    岡本彰夫
車        武田公実
ジュエリー    有川一三
絵画    土森智典

 

連載 Series of “Mind’s Eye”
京都迷店案内 上野昌人
ふしぎの国のアトキンソン
デービッド・アトキンソン
ほっとけない仏たち
青木 淳
日本刀 五ヶ伝の旅
田野邉道宏
柳宗悦 美に用いられた人
若松英輔
美の仕事
村治佳織

 

Topics & Report
古染付 麦わら手の珍品が五客出現
新・桃山の茶陶 根津美術館
原三渓のまなざし 畠山記念館
Event & News
玉 ―古代を彩る至宝―   東京都江戸東京博物館
吉村昌也展 一元堂

京ノ花合せ(京都花めぐり編) 藤田修作