目の眼2023年9月号 No.564 珠洲と越前 日本海を渡った古窯 2023年08月16日 発売 定価 1,650円(税込) 《特集 珠洲と越前 日本海を渡った古窯》六古窯のひとつ、福井県の越前窯と石川県能登半島の先端で焼かれた珠洲窯を取り上げます。 どちらも平安末の12世紀に始まった古窯で、壺や甕、すり鉢が日本海の舟運を使って北海道から南は兵庫あたりまで運ばれました。珠洲窯は中世陶器共通の形をした灰色のやきもので、素朴な形と刻文や目文などの文様が魅力となっています。越前窯は常滑系の姿形に土に鉄分が多く含まれているため、表面の赤黒・赤褐色の焼き上がりのおもしろさが特色です。 日本海を利用して広く運ばれ、生・・・ 購入する amazon honto ご購入に関するお問い合わせはこちら 定期購読者専用サイト *定期購読者はログイン MENOME CHANNEL 特集 Special Feature 珠洲と越前 日本海を渡った古窯 珠洲焼と越前焼刻画文壺に込められた祈り/荒川正明 能登に生まれた孤高の古窯、珠洲焼/大安尚寿・篠原 敬 愛壺家訪問 T氏/内田鋼一 自然釉の優美さに惹かれる越前焼/一瀨 諒 越前焼古窯を愛した水野九右衛門氏 古窯のねじ立て技法を今に生かす/近藤修康・早苗 古美術店めぐり ロンドンギャラリー 冨江洗心堂 岡仙汲古堂 山法師 コラム [雪山酔夢]近衞忠大 [骨董片々録]勝見充男 [京都女子ログ]永松仁美 [大英博物館]矢野明子 連載 佳風亭自酌録 酒器と酒と肴/潮田洋一郎 菓子皿考/内田風知 ほっとけない仏たち 浄慶寺の阿弥陀如来(大和郡山市)/青木 淳 美術史家むかし語り(最終回) かけ橋 文化を育み、そして未来へ 村瀬実恵子/西田宏子 七つの海を渡る中国陶磁 献宝図のいろいろ(中) — 胡人献宝から西洋人献宝へ/金 立言 仏教美術逍遥 個人蔵 菩薩立像について ―新出の「貞観彫刻」―/瀨谷貴之 舞台裏の辰星たち 浦上蒼穹堂 浦上 満(前編) /平野龍一 美の仕事 飯田好日堂/茂木健一郎 トピックス&レポート オークション情報 聖像・仏像・彫像 −柳 宗悦が見た「彫刻」[日本民藝館] 論語 for beginners [國學院大學博物館] とちぎの勾玉展[栃木県埋蔵文化財センター] 新刊『風狂と遊戯』著者インタビュー 友情と信頼の障屏画[棟方志功記念館] まだまだ続く棟方志功生誕120年を言祝ぐ展覧会 古美術イベント情報[大美正札会/名古屋骨董祭/沖縄骨董市] 美術店案内マップ 骨董市・骨董フェア情報 展覧会情報 書評 次号予告 MAGAZINES/BOOKS 目の眼2025年12月号・2026年1月号No.584 2025年11月13日発売 目の眼 電子増刊第6号 2025年10月14日発売 目の眼2025年10・11月号No.583 2025年9月15日発売 目の眼 電子増刊第5号 2025年8月14日発売 目の眼2025年8・9月号No.582 2025年5月14日発売 目の眼 電子増刊第4号(2025.6月) 2025年6月14日発売 目の眼2025年6・7月号No.581 2025年5月14日発売 目の眼 電子増刊第3号(2025.4月) 2025年4月14日発売 目の眼2025年4・5月号No.580 2025年3月13日発売 目の眼 電子増刊第2号(2025.3月) 2025年2月14日発売 目の眼2025年2・3月号No.579 2025年1月14日発売 目の眼 電子増刊第1号(2025.1月) 2024年12月14日発売 雑誌・書籍のラインナップを見る POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 世界の古いものを訪ねて#3 ケルン大聖堂 響きあう過去と現在 ー 632年の時を超え、未来へ続く祈りの建築 山田ルーナHistory & Culture | 歴史・文化 オークション情報|雅寳(GAVEL) 11/15、随代白磁碗6品が揃う稀少な中国美術オークションが大阪で開催 Others | そのほか 世界の古いものを訪ねて#5 二千年の湯けむりと、五千年の石の輪を旅して 山田ルーナHistory & Culture | 歴史・文化 アンティーク&オールド グラスの愉しみ 肩肘張らず愉しめるオールド・バカラとラリック Vassels | うつわ 世界の古いものを訪ねて#4 石に囲まれた風景と、人の暮らしに根ざした歴史をたどる 山田ルーナHistory & Culture | 歴史・文化 展覧会レポート|大英博物館「広重展」 名所絵を超えた“視点の芸術”が、いま問いかけるもの 山田ルーナCalligraphy & Paintings | 書画 小さな煎茶会であそぶ 自分で愉しむために茶を淹れる 佃梓央前﨑信也History & Culture | 歴史・文化 連載|辻村史朗(陶芸家)・永松仁美(昂KYOTO) 辻村史朗さんに “酒場”で 学ぶ 名碗の勘どころ「志野茶碗」(前編) Ceramics | やきもの 古美術をまもる、愛でる 生糸染めから手機織りで受け継がれる、真田紐師 江南の唯一無二 Others | そのほか 骨董ことはじめ⑨ 物語と笑いに満ちた江戸文化を楽しむ、ゆたかなる春画の世界 Calligraphy & Paintings | 書画 骨董ことはじめ② めでたさでまもる 吉祥文に込められたもの History & Culture | 歴史・文化 新刊発売 「まなざしを結ぶ工芸」著者インタビュー 本田慶一郎と骨董と音楽と People & Collections | 人・コレクション