目の眼ブックス 旅する美

月刊「目の眼」に掲載した文章や写真を再構成して出版する目の眼ブックス。
その第一弾は、白洲信哉前編集長が目の眼誌上で出会った古い美しいもの。宇佐神宮の宝物、伊豆山神社の美術、飛騨の円空仏、白洲正子をめぐる春日大社、湖北の仏、櫟野寺など、13の古いものと出会う旅を収録。
臨場感あふれる白洲流の旅の楽しみ方を知ることができます。

第一章 聖地巡礼
 八幡の故郷 宇佐
 東国の要 伊豆山
 円空の淵源 白山
 海神の本拠 宗像

 コラム——1 純度の高い「美」

第二章 神と仏
 三德山三佛寺投入堂
 ご神像
 四国お遍路
 西大寺叡尊と五輪塔

 コラム——2 「朱」色を生んだ源泉

第三章 白洲正子の足跡を追う
 「春日の春日の国」を巡る
 湖北の仏
 かくれ里の秘仏

 コラム——3 モノとは苦労すること

第四章 海外にて
 米国「美」の殿堂
 百済の古都

 コラム——4 タイムマシン

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目の眼2026年4・5月号No.586

塩笥のうたげ

見立てて楽しむ万能のうつわ

塩笥(しおげ)とは朝鮮半島において日常的に使用されていた小壺のこと。 花の蕾のように胴が膨らみ、口縁がすぼんで先端が端反りにひらく姿が特徴で、主に塩や醬などの調味料の容器として用いられていたという。やがて日本に伝わり雑器としてさまざまな用途に使われたが、サイズが手頃で景色や姿の良いものは茶碗として採り上げられ、また近年は酒器としても注目されています。これまで〝壺〞として認識されてきた塩笥の、見立てを誘う魅力を優品とともに紹介したいと思います。

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