目の眼ブックス 旅する美

月刊「目の眼」に掲載した文章や写真を再構成して出版する目の眼ブックス。
その第一弾は、白洲信哉前編集長が目の眼誌上で出会った古い美しいもの。宇佐神宮の宝物、伊豆山神社の美術、飛騨の円空仏、白洲正子をめぐる春日大社、湖北の仏、櫟野寺など、13の古いものと出会う旅を収録。
臨場感あふれる白洲流の旅の楽しみ方を知ることができます。

第一章 聖地巡礼
 八幡の故郷 宇佐
 東国の要 伊豆山
 円空の淵源 白山
 海神の本拠 宗像

 コラム——1 純度の高い「美」

第二章 神と仏
 三德山三佛寺投入堂
 ご神像
 四国お遍路
 西大寺叡尊と五輪塔

 コラム——2 「朱」色を生んだ源泉

第三章 白洲正子の足跡を追う
 「春日の春日の国」を巡る
 湖北の仏
 かくれ里の秘仏

 コラム——3 モノとは苦労すること

第四章 海外にて
 米国「美」の殿堂
 百済の古都

 コラム——4 タイムマシン

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残欠 仏教美術のたからもの

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今特集では仏教美術の残欠を特集。 残欠という言葉は、骨董好きの間ではよく聞く言葉ですが、一般的にはあまり使われないと思います。ですが、骨董古美術には完品ではないものが多々あります。また、仏教美術ではとくに残欠という言葉が使われるようです。 「味わい深い、美しさがあるからこそ、残欠でも好き」、「残欠だから好き」  残欠という響きは実にしっくりくる、残ったものの姿を想像させます。そこで今回は、残った部分、残欠から想像される仏教美術のたからものをご紹介します。

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