目の眼ブックス 旅する美

月刊「目の眼」に掲載した文章や写真を再構成して出版する目の眼ブックス。
その第一弾は、白洲信哉前編集長が目の眼誌上で出会った古い美しいもの。宇佐神宮の宝物、伊豆山神社の美術、飛騨の円空仏、白洲正子をめぐる春日大社、湖北の仏、櫟野寺など、13の古いものと出会う旅を収録。
臨場感あふれる白洲流の旅の楽しみ方を知ることができます。

第一章 聖地巡礼
 八幡の故郷 宇佐
 東国の要 伊豆山
 円空の淵源 白山
 海神の本拠 宗像

 コラム——1 純度の高い「美」

第二章 神と仏
 三德山三佛寺投入堂
 ご神像
 四国お遍路
 西大寺叡尊と五輪塔

 コラム——2 「朱」色を生んだ源泉

第三章 白洲正子の足跡を追う
 「春日の春日の国」を巡る
 湖北の仏
 かくれ里の秘仏

 コラム——3 モノとは苦労すること

第四章 海外にて
 米国「美」の殿堂
 百済の古都

 コラム——4 タイムマシン

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目の眼2025年12月号・2026年1月号No.584

廣田不孤斎の時代

新しい美の発見者

廣田松繁(不孤斎 1897 〜1973)は、東京・日本橋に西山保(南天子)とともに壺中居を創業し、国際的評価の高い鑑賞陶磁の名店に育てました。今号は小説家の澤田瞳子さんをはじめ、不孤斎本人を知る関係者の方々を取材。旧蔵品や資料から、不孤斎が見出した美を特集します。 そのほか宮武慶之さんと陶芸家の細川護熙さんの対談や、デザイナーのNIGO®さん、起業家の伊藤穰一さんへのインタビューなど、現代数寄者やクリエイターの方たちを紹介します。

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