目の眼ブックス 旅する美 月刊「目の眼」に掲載した文章や写真を再構成して出版する目の眼ブックス。 その第一弾は、白洲信哉前編集長が目の眼誌上で出会った古い美しいもの。宇佐神宮の宝物、伊豆山神社の美術、飛騨の円空仏、白洲正子をめぐる春日大社、湖北の仏、櫟野寺など、13の古いものと出会う旅を収録。 臨場感あふれる白洲流の旅の楽しみ方を知ることができます。 第一章 聖地巡礼 八幡の故郷 宇佐 東国の要 伊豆山 円空の淵源 白山 海神の本拠 宗像 コラム——1 純度の高い「美」 第二章 神と仏 三德山三佛寺投入堂 ご神像 四国お遍路 西大寺叡尊と五輪塔 コラム——2 「朱」色を生んだ源泉 第三章 白洲正子の足跡を追う 「春日の春日の国」を巡る 湖北の仏 かくれ里の秘仏 コラム——3 モノとは苦労すること 第四章 海外にて 米国「美」の殿堂 百済の古都 コラム——4 タイムマシン RELATED ISSUE 関連書籍 目の眼2025年8・9月号No.582 古美術をまもる、愛でる 日本の古美術には、その品物にふさわしい箱や仕覆などを作る文化があります。 近年では、そうした日本の伝統が海外でも注目されるようになってきましたが、箱や台などをつくる上手な指物師、技術者は少なくなっています。 そこで今回は、古美術をまもる重要なアイテムである箱・台などに注目して、数寄者のこだわりと制作者たちの工夫をご紹介します。 試し読み 購入する 読み放題始める POPULAR ARTICLES よく読まれている記事 骨董ことはじめ⑦ みんな大好き ”古染付”の生まれた背景 Others | そのほか 連載|真繕美 唐津の肌をつくるー唐津茶碗編 最終回 繭山浩司・繭山悠Ceramics | やきもの Book Review 会津に生きた陶芸家の作品世界 Others | そのほか 世界の古いものを訪ねて#3 ケルン大聖堂 響きあう過去と現在 ー 632年の時を超え、未来へ続く祈りの建築 山田ルーナHistory & Culture | 歴史・文化 加藤亮太郎さんと美濃を歩く 古窯をめぐり 古陶を見る Ceramics | やきもの 骨董ことはじめ④ “白”を愛した唐という時代 History & Culture | 歴史・文化 稀代の美術商 戸田鍾之助を偲ぶ People & Collections | 人・コレクション 白磁の源泉 中国陶磁の究極形 白磁の歴史(1) 新井崇之Ceramics | やきもの 正宗の風 相州伝のはじまり “用と美”の革新、名刀匠正宗の後継者・正宗十哲が繋ぐ相州伝 Armors & Swords | 武具・刀剣 スペシャル鼎談 これからの時代の文人茶 繭山龍泉堂 30年ぶりの煎茶会 龍泉文會レポート People & Collections | 人・コレクション 展覧会紹介 「古道具坂田」という美のジャンル People & Collections | 人・コレクション 根付 怪力乱神を語る 掌の〝吉祥〟を読み解く根付にこめられた想い Ornaments | 装飾・調度品