本日より「平和島全国古民具骨董まつり」開催

全国から280店舗以上の和洋骨董業者が出店しています。

 

平和島全国古民具骨董まつり
会期:9月15日、16日、17日
時間:10時-17時(最終日は16時まで)
会場:平和島・東京流通センタービル(東京都大田区平和島6-1-1)
東京モノレール「流通センター」駅下車、徒歩1分

http://www.kottouichi.com/heiwajima/HOME.html

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六古窯のなかでも好む人が多い信楽(しがらき)。他の古窯よりやや遅い鎌倉時代に生まれたとされ、壺や甕、鉢を生産していましたが、15世紀後半に茶の湯の道具として重宝されるようになります。釉薬をかけず、素地を高温で焼く「焼締」の陶器で、赤褐色の火色や焼成された際にできる自然釉の流れ、石ハゼ、焦げなどの見どころが多く、均等ではないスタイルは茶人たちの「侘数奇」の美に通じ、多くの文化人に好まれました。昭和40年代に古窯の一大ブームが起こった時の中心にあり、いまも古美術好きを魅了する信楽の魅力に迫ります。